心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

はじめまして

私は普通のアラフィフ専業主婦だ。

夫と子ども二人と猫一匹と暮らしている。

私は幸せだ。

 

でも、こう思えるまでには

深い苦悩、たくさんの学びと気づき

そして膨大な時間とエネルギーが必要だった。

そのことを書いていきたい。

 

 

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私は、普通の中流家庭に生まれた。

公務員の父、専業主婦の母、

ふたつ上の兄の四人家族。

私は末っ子だ。

 

母は主婦の鏡のような人で

家事は完璧、子どもの教育にも熱心だった。

「完璧」「教育熱心」

このワードで勘のいい人はピンとくるだろう。

そう、母は子どもを支配し

コントロールする毒親だったのだ。

 

私は必要なものはすべて与えられた。

食べるものも着るものも教育も。

でも安心や受容、優しさなどの

愛はもらえなかったと感じている。

 

私には子ども時代を

安心して過ごすことができなかった

アダルトチルドレンという自覚がある。

 

母は、完璧でない私(当たり前だが)に

始終イライラし、何をやっても気に入らず

憎々しげに非難し続けた。

 

当然子どもの私は

「自分はなんてダメな人間なんだろう。

お母さんを喜ばすことができないなんて」

と思った。

 

そして、こんな観念を植え付けた。

「世界は恐ろしいところだ。

人は私を迫害する。

自分は生きる価値のない人間だ」

 

心の奥深くに根づいたこの観念が

この後の私の人生で

何十年も私を苦しめ続けることになる。

 

側から見れば、私は何不自由なく育ち

普通に学校に行き、普通に就職して

普通に結婚して、普通に子育てしている

幸せな人に映っただろう。

ドラマチックな不幸はない。

何を文句言うのかと思われるかもしれない。

 

でも、自信や自己肯定感、信頼感

安心感がないということが

どれほど辛いことなのか。

どれほど生きることを困難にするのか。

筆舌に尽くし難い。

 

自信、自己肯定感、信頼感、安心感などは

人間としての土台になるところだ。

これらが自分の内にあるなら

例えお金がなくても逞しく生きていける。

逆になければ難しい。

それは、どんなに優秀でも、お金持ちでも

自殺してしまう人がいることでもわかる。

 

人間の心とは

生きていく上でとても大切なものなのだ。

 

 

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これから、少しずつ思い出しながら

ここに書いていきたい。

それらはすべて私の個人的な体験で

感じ方も考え方もオリジナルであることを

ご了承いただきたい。

よろしくお願いします。

 

 

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