心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

アダルトチルドレンの体感

私のアダルトチルドレン(AC)としての

体感についてお話したいと思います。

これはACみんながそうというわけではなく

私個人の感じ方です。

 

 

私の感覚は、一言でいうと「しんどい」。

なんだかしんどい。なんだか苦しい。

なんだか疲れる。息してるだけで疲れる。

 

世の中には、朝から晩まで仕事したり

家事、育児、仕事、休日は遊び、という

パワフルな人がいます。

 

私にはとても同じ人間とは思えません。

なんでそんなことができるんだろう?と

不思議でなりません。

 

でも、割とみんなそうだから

私もそうあらねばならないと思い

ずっと無理してきました。

 

疲れてもしんどくても無理をして

動き続けているとそのうちダウンします。

頭痛、吐き気、めまいなど。

そうして動けなくなってベッドで寝ていても

自分がなぜ具合が悪いのかわからない。

「大して働いてないのになぜ?」

 

働いてないのに休んでいる自分が許せなくて

「本当に自分は役立たずだ」と

いつも自分を責めていました。

 

人からもよく(主に母から)

「また寝てるの?」「もう疲れちゃったの?」

と言われていました。

自分でもこんなにすぐ疲れるなんておかしい

と思い、無理を重ねていました。

とても辛い時期でした。

 

 

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なぜこんなに疲れるのか?

今はわかります。

 

アダルトチルドレン

自分の内側が平和じゃないからです。

自己否定して自分を責めたり嫌ったり

罪悪感、劣等感、無価値感などが

心の中で渦巻いているのです。

 

それゆえに「こうじゃなきゃダメ」と

自分を幾重にも縛っていたりします。

 

そして一番毒なのが感情を抑圧していること。

怒りを感じてはいけないと思っていたり

悲しみなどの不快な感情から逃げていたり。

 

 

アダルトチルドレンはこれらのことに

膨大なエネルギーを使っているのです。

 

自分の心の中で戦争が起こっていて

これだけで相当消耗していて

他のことに使えるエネルギーが

残ってなくて疲れるのです。

 

だから、ただ生きているだけで疲れる。

気力がなくて、腰が重い。

なかなか動けない。

 

これは外側からはわからないので

人には理解してもらえません。

 

 

*〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜*

 

 

この内的ストレスはエネルギーを奪って

さらに体の細胞まで傷つけています。

細胞はこの内的ストレスに

長期間持ち堪えることができず

ガンやALSなどの命に関わる病気になる

とも言われています。

 

特に、感情の抑圧は体に悪いそうです。

もちろん心にも悪いです。

心の葛藤を放置しておくのは

健康のためにはよくないのですね。

 

 

でも、私のようにしんどいと感じる人は

まだ軽症なのかなとも思います。

中には、同じ内的状況なのに

バリバリ働き続ける人がいます。

心のしんどさ、体のしんどさを

感じる感覚が麻痺しているのです。

こういう人は休まないので

ダメージはより大きいでしょう。

突然の強制終了になりかねません。

 

私のように、しんどいしんどいと

ダラダラしている方がこまめに休んでいて

結果的に命拾いしてるのかもしれませんね。

 

 

このように

外側からはわからない内的ストレスを

1日24時間休みなく受け続けているので

「生きてるだけでしんどい」と感じるのです。

 

これが私の

アダルトチルドレンとしての体感です。

 

 

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