心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

昔のしんどそうな自分

以前はよく、友達と話している時

「あれ?私ってしんどそうだな」

と思うことがありました。

 

 

 

それは、例えば

誰も気にしていないようなことに

私ひとりが引っかかっていたり

 

みんなは平気そうにしているのに

私だけ緊張し過ぎて具合悪くなったり

 

みんなはできなくても気にしてないのに

私はできないことが苦しくて

そのこと自体を辞めたくなったり。

 

 

 

私のものごとの捉え方が

たぶんすごくしんどくて

みんなと同じ出来事を経験しても

自分で自分を苦しめるのだと思います。

 

「私を楽にしてあげるには

どうしたらいいのかなぁ?」

といつも考えていました。

 

 

 

 

 

 

そして、どうして自分はこうなんだろ?

と向き合ってみたら

自分の中には「べき」「ねば」が

いっぱいだ!と気づきました。

 

本当の自分で生きてなくて

すべて「べき」「ねば」で生きているのです。

 

誰も気にしてなくても

私の「べき」「ねば」が引っかかる。

「失敗してはいけない」と怖れ過ぎて

緊張を通り越して恐怖になる。

できない自分が許せなくて

できないことはやりたくないと思う。

 

というように。

 

「こうするべきだ」

「こうしなければならない」

という思いに囚われて

私は自分自身の首を締めていて、苦しくて

私の中にエネルギーが溜まりませんでした。

 

だから、外がしんどくて

何かが怖くて、とても苦しいのです。

 

 

 

 

 

 

 

そこで、私の行動の源が

「べき」「ねば」ではなく

「好きだから」になったらいいな

と思ったのです。

 

 

 

本当の私は何が好き?

本当の私は何が食べたい?

本当の私はどこへ行きたい?

本当の私は何がしたい?

 

 

 

私は、本当の自分を知って

好きなように生きて解放してあげたい。

緊張して固くなっている体も心も

緩めてリラックスさせてあげたい。

そう思いました。

 

 

 

 

 

 

「べき」「ねば」などの思い込みに気づくには

自分のざわつく感情に注目するのが近道です。

 

イラッとする、モヤッとする

なんか悲しい、気分が沈む、なんか引っかかる

など、負の感情が浮かんだらチャンスです。

 

それは「ここに思い込みがあるよ〜!」

という自分からのメッセージ。

 

 

 

このチャンスを捉えて

「なんでイラッとしたの?」

「何が嫌だったの?」

と自分に聞いてみます。

 

すると、「これが嫌だ。これが許せない」

「こうすべきなのに」などの

自分の中のルールが浮かんできます。

 

でも、ここで自分が正しいと思っていると

それ以上の気づきは起こりません。

 

だから、自分と距離をとって

自分のことを他人のように見て

「そのルールって万国共通?」

「そのルールって絶対にそうなの?」

と揺さぶりをかけると

「あれ?何でそう思うのかな?」と

思い込みが緩んできます。

 

 

 

一番はじめの負の感情を感じた時

「自分の感情は周りのせいで

自分は正しい」と思っていると

思い込みに気づくのは難しいでしょう。

 

 

 

 

だから私は、負の感情を感じた時に

「あーきたきた。例のやつだ。

私の中の思い込みが成仏したがってるな」

と、半ばおもしろがりながら

向き合うようにしています。

(思い込みは気づいたら成仏します)

 

 

 

今でも、私はきっと繊細で生きづらい人ですが

昔の自分を思い出すと

「しんどそうだなぁ」と思うので

その頃よりは楽になっているのですね。

 

こまめに自分と対話して

自分と仲良くしようと心がけていると

心は成長し続けて楽になっていくようです。

 

思い込みをひとつ外すと

必ずそのひとつぶん、自分は楽になります。

 

 

 

 

 

 

だから、これから死ぬまでずっと

自分と向き合う作業はやり続けるつもりです。

これが楽しくて

もう完全に趣味になっているのです。

 

そして、自分の望みを叶えて

自分を幸せにしてあげようと思っています。

どうしたい?何が好き?と聞きながら。

 

 

 

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