心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

自分のままで、自分のペースで

自由に空を飛ぶ鳥のような

キラキラとした人に憧れていた。

そんな人になりたいと思っていた。

 

 

 

でも、私は

地面をゆっくり歩く亀。

 

私は、亀の自分が嫌いで

亀になりたくないと思っていた。

 

 

 

誰かが亀はダメだと言ったのか?

自分が亀はダメだと思ったのか?

 

 

 

亀は遅い。

亀は飛べない。

亀は地味だ。

亀はキラキラしてない。

亀は人から称賛されない…?

 

 

 

私は、亀の自分が嫌で

ステキな鳥になろうとして

亀の姿に翼をつけて

無理やり飛ぼうとした。

 

もちろんうまく飛べなかった。

 

 

 

 

亀に空を飛べというのは間違っている。

亀は亀でしかないのだ。

 

亀じゃダメだと誰が言った?

鳥になれと誰が望んだ?

 

本当は、亀のままでいいのだ。

亀は亀のままでしかいられないのだ。

 

 

 

 

 

私は、空を飛ぼうとすることをやめて

のんびり、ゆっくり

地面を歩いてみた。

 

 

 

地面には地面の世界がある。

瑞々しい植物の香りや

心地いい風、朝露の光など

たくさん良いものがあって

思っていたよりも広く行動できて

いろんなことができる。

 

何より、亀は海を泳ぐことができる。

海は広くて

海の底から上を見ると

キラキラしてとてもきれいだ。

 

鳥は海を泳ぐことができない。

 

私は、亀のままでいいやと思った。

 

 

 

 

*〜〜〜*〜〜〜*

 

 

 

 

自分が自分以外の人になろうとしても

大概うまくいかない。

自分がどんどんしんどくなるだけだ。

 

シンプルだけど

自分は自分のままでいて、いい。

 

自分が欠点だと嫌っているところに

自分の魅力がある。

自分の欠点が、自分の魅力、自分の持ち味。

 

嘘だ!と信じられなくても、そうなのだ。

自分の欠点が贈られたギフトなのだ。

 

自分が、自分の欠点も含めて

自分のことを受け入れられた時

想像を超える素晴らしい世界に行ける。

 

 

 

 

自分の内側に集中しよう。

自分の心を信じよう。

自分自身の心の内から

湧き上がってくるものだけを信じよう。

 

自分の思考と違っても

エライ人の言うことと違っても

本に書いてあることと違っても

テレビで言ってたことと違っても

常識と違っても

 

自分の心の内から

湧き上がってくるものが正しい。

 

自分を知って、自分を信じて

本当の自分を誕生させよう。

 

そして

自分のままで

自分のペースで

生きていこう。

 

 

 

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