自分の心が不安を感じたとき
自分の心が恐怖を感じたとき
自分への質問の仕方は
「何が不安なの?」
「何が怖いの?」
「どうして?」ではなく「何が?」
「何が?」と聞くと
不安なもの、怖いものが明確になる。
不安なもの、怖いものが明確になると
案外怖くなくなったり
対処できたりする。
誰かの話を聴いているとき
その人のことを知りたいと思ったら
質問の仕方は
「どんなことがあったの?」
「どんな気持ちだったの?」
「どうして?」ではなく「どんな?」
「どうして?」「なんで?」「なぜ?」
という聴き方は
相手を問いただすニュアンスがあり
相手は責められているように感じる。
「なんでそんなことしたの?」
→「その時どんな思いがあったの?」
「どうして学校に行きたくないの?」
→「どんな時に学校に行きたくないと感じるの?」
「なんで?」「どうして?」という言葉は
心の中で相手を責める気持ちがある時や
早く答えに辿り着きたくて焦っている時
に出てきやすい。
「どんな?」という聴き方は
負の感情が乗ってないフラットな疑問で
質問された方も圧力を感じず、答えやすい。
「どんな?」という聴き方は
相手を傷つけない。
だから、質問の仕方は
「どうして?」ではなく「どんな?」
「どんな気持ち?」
「どんな思い?」
「どんな時?」
「どんなこと?」
「どんな感じ?」
自分にも、人にも
質の良い質問をすることが大事。
そこから
よくわからなかったものが
明確になって
見えてなかったものが
見えてくる。
そうすると
自ずと、次に進むべき方向がわかる。
質の良い質問は
人生の交通整理のようなものだ。