心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

私を粗末に扱う人はいらない

 

 

私は、数年前、ある人と親しくなって

友達になりました。

 

 

 

その人とは、ある場所で出会って

他にも人がいるような

ガヤガヤした開けたその場所で

立ち話程度に話していると

ものすごく盛り上がります。

 

それで、お互いに楽しくなって(たぶん)

「今度、一緒にごはんでも食べに行こう!」

ということになります。

 

私は、ゆっくり座って

ごはんでも食べながら

もしくはお茶でも飲みながら

おしゃべりしたら、さぞかし楽しいだろう

と思いました。

 

その人も「ぜひ行きたい!」

という感じでした。

その人から「行きましょう!」

と言ってくる時もありました。

 

 

 

でも、私たちは、結局一度も

食事にもお茶にも行きませんでした。

 

 

 

 

 

 

「行きましょう!」となって、その時に

日時まではっきりと約束するのです。

 

けれど、その日が近づいてくると

不思議とその人と連絡が取れなくなるのです。

 

私は「あれ?どうしたんだろう?」

と思うのですが、何か事情があるのだろうと

そっとしておきました。

 

そして、約束した日。

相変わらず連絡が取れません。

日時は決めてあるけれど

待ち合わせ場所が決まってないので

私は連絡を取ります。

 

が、無反応。

 

約束の日なのに、どうしたんだろう?

どういうこと?もしかして、嫌になって

行きたくなくなったのかな?

 

などと、私もグルグルと

いろんなことを考えます。

 

どんなに考えても、連絡を取っても

その人からは音沙汰なしなので

やがて、私は諦めて「もういいや」

となります。

 

私の中では、もう

その人はなかったことにして

忘れようと思いました。

 

 

 

 

そうして、私が忘れた頃に

その人からLINEが来ます。

「ごめんなさい!

スマホが故障していました!」と。

 

そして、また「会いたい」だの

「一緒に食事に行こう」だの言ってきます。

 

 

 

私は正直「スマホが故障した」は

信じていませんでした。

けれど、何かその人が不安定になったのだろう

と思って、追求しないで黙っていました。

 

そして、その人がまだ友達でいたいと

思っているようなので

何事もなかったように楽しくお話して

会う約束もしました。

 

 

 

そして、約束の日が近づくと

また連絡が取れなくなります。以下

約束当日もスルー

しばらく音信不通

忘れた頃に「スマホが壊れてました!」

何事もなかったようにまた約束

 

と、これを繰り返しました。

 

 

 

 

 

 

さすがに、三回目くらいの時に

「私は、私をこんなに粗末にする人を

許していいのだろうか?」と思い始めました。

 

 

 

私は、一連の出来事によって

自分で思っているよりも傷ついていました。

 

音信不通になり「どうしたんだろう?」

と不安を感じたし

私の呼びかけをスルーされて

拒絶されたように感じたし

約束を反故にされて

粗末に扱われたと悲しくなりました。

 

 

 

私をこんなに傷つける人を許してはいけない。

私は、私を傷つける人を許さない。

私を粗末に扱うことは許さない。

誠意のない人は私の人生にはいらない。

 

私の心に、はっきりと

この思いが湧き上がりました。

 

そして、三回目に「スマホ壊れちゃって」

と言われた時に、私の人生からは

さよならしてもらうことにしました。

 

 

 

 

 

以来

その人がどうしているかはわかりませんが

今思うと、その人は親密恐怖症のような

ものだったのではないかと思います。

 

人と親密な関係を築くことに

恐怖心があったのでは?と思います。

だから、親密になりそうになると

逃げてしまう。けれど、孤独だから

離れてしまいそうになると繋ぎ止めたくなる。

 

その人は、私が「もういいや」と心の中で

その人を切ろうとすると

いつも絶妙なタイミングで

スマホが故障してました!」と

連絡をよこしました。

 

私たちは潜在意識で繋がっているので

「切られる」と察知すると

繋ぎ止めるように連絡してくるのです。

 

 

 

 

 

 

私は、散々その人に振り回されました。

それは、私が「いい人」だったからで

自分の気持ちを私が粗末にしていたからです。

 

だから、私の責任なのです。

 

そのことに気づいて、その時に

「私を傷つけることを許してはいけない」と

学んだのでした。

 

 

 

今では、私は冷酷無慈悲なので

不誠実な人は一回で

私の人生から締め出します。

 

 

 

 

 

 

その人は、自分が人のことをこんなに

傷つけているだなんて気づいてないでしょう。

 

その人は、ただ自分が不安で

恐怖が込み上げて仕方なかったのです。

どうしようもなく辛かったのです。

 

辛くて辛くて、コントロールできなくて

知らずに人を傷つけてしまったのです。

 

でも、いくら悪気がなくても

人を傷つけたら、人は離れていきます。

 

「傷ついている人は人を傷つける」

悲しいけれど、孤独に陥るでしょう。

 

 

 

 

 

 

でも、それはその人の問題で

その人が乗り越えるべき課題です。

 

私とは関係がありません。

 

 

 

私は、もう私を粗末に扱ったり

蔑ろにしたり、尊重しないような人は

私の人生にはいらない。

 

私は、自分の気持ちを尊重して

自分のことを守っていこうと思いました。

 

それが、私が果たすべき責任なのです。

 

 

 

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