心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

新しいことを始めようとすると怖くなる時

 

 

何か新しいことを始めようとすると

不安になって怖くなることがありますよね。

 

 

 

人間は、自分を守ることが

一番大切なので

「知らない」ということが怖いのは

当たり前なのです。

 

それが何であろうと

「知らない」というのは怖いものです。

 

何が起こるかわからないし

安全を保障されてない。

困ることが起こるかもしれない。

怖いことが起こるかもしれない。

恥をかくかもしれない。

痛い思いをするかもしれない。

傷つくかもしれない。

 

そう思うと怖いです。

 

 

 

そんな時はエゴが

「やめとけ!」と大騒ぎします。

 

「そんなのうまくいかないからやめとけ!」

「恥をかくからやめとけ!」

「周りに迷惑かけるからやめとけ!」

「お金ないでしょ?時間ないでしょ?

家族がいるでしょ?家事があるでしょ?

だからできないんだよ、やめとけ!」

 

と、やめさせるためにあの手この手で

こちらをざわつかせてきます。

 

 

 

このエゴのざわつきに支配されて

新しいことをなかなか始められない

ということはよくあるでしょう。

 

すんなり始められるとすれば

それは自分にとっては

それほど挑戦ではなかったということです。

 

たぶん、怖ければ怖いほど

自分にとってはチャレンジであり

自分が変化してしまうのでしょう。

 

そういうものは

エゴは全力で阻止してきます。

 

 

 

 

 

 

「やめとけ」というエゴの声に

支配されないためには

行動して経験してしまうのが有効です。

 

「その行動ができないんだけど!」

という声が聞こえてきそうですが

まず「行動を起こそうとする時は

怖いものだ」と認識するだけでも

違ってきます。

 

 

 

何かしようと思った時に

「でも、嫌だな、怖いな」と感じたら

「はい出た〜」とエゴの登場を認めます。

 

「はいはい、怖いよね、嫌だよね。

わかってるわかってる。やめたいんだよね。

でも、やっちゃうけどね〜」という感じで

エゴに耳を貸さず動いてしまう。

 

そして、エゴに

「やってみたけど、大丈夫だったよ」と言う。

 

この経験を繰り返すと

エゴは何も言えなくなります。

 

エゴの思い込みよりも

真実の方が強いのです。

 

なので、エゴに支配されないためには

「行動して経験する」を繰り返し

経験という真実を積み上げていくと

いいのです。

 

ちなみに、失敗したとしても

それは失敗という経験を積むことになるので

他の経験と同じ価値があります。

 

 

 

 

 

 

そうして、エゴが反対することでも

行動していくと

「エゴって、いつでもなんでも反対じゃん!」

と、エゴの言うことに大した意味がない

ということに気づきます。

 

エゴは、何らかの正しい指標を用いて

正当な言い分を申し立てているのではなく

「なんかとにかく怖いから!」という

ただの恐怖で訴えてきてるだけなのです。

 

ということは、何かチャレンジする時に

怖くなるのは、いつものお約束なだけで

真面目に取り合わなくてもいい

ということになります。

 

「はいはい、わかったよ〜」でいいのです。

でも、エゴはエゴで自分を守ろうと

必死なだけなので、それはわかってあげて。

 

 

 

 

 

 

新しいこと、やりたいこと、チャレンジを

怖がって、ずっと動かないでいると

人生は停滞して行き詰まってくるでしょう。

 

心は苦しく、体も不調になります。

 

この世の中は

常に変化し続けるというのが真理です。

 

なので、ずっと動かないというのは

この真理に反する不自然な状態なのです。

 

人間もこの世の一部。自然の一部。

だから変化し続けるのが自然なのです。

 

 

 

新しい世界を知ることは怖いけれど

その怖さを乗り越えていくと

瑞々しい色鮮やかな世界を味わって

楽しんで生きていけるでしょう。

 

動かない停滞した世界を生きるのか

常に変化するイキイキした世界を生きるのか

自分で選択することができます。

すべて自分次第です。

 

 

 

 

新しいことを知って

新しいことに気づいて

変化、成長する自分は

とても楽しくワクワクするものです。

 

 

 

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