心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

自分の暮らし方

 

 

毎日毎日続く日常の中では

やるべきことが溢れてて

それをこなすことが優先になりがちです。

 

 

 

私も、やるべきことが残っていると

落ち着かなくて、つい

「先にこれやっちゃおう」と思うタチです。

 

やるべきことを先に終わらせて

それからゆっくり好きなことをしよう

と思います。

 

やるべきことが残っているというのは

気分的に落ち着かないものです。

 

 

 

 

 

 

でも、このやり方で暮らしていると

やるべきことがすべて終わったら

もう時間がそんなに残ってなかったり

疲れて何もしたくないと思ったりして

結局、やりたいことはやらないまま

その日が終わっていくということになります。

 

そうやって、やるべきことをこなす毎日は

ただ義務を果たすだけで楽しくなくて

活気もなく、ワクワクもせず

自分からエネルギーを奪っていきます。

 

そうして、これを続けていると

死んだように生きることになります。

 

つまんないなー、なんだかなー

という感じで、心が弾まないのです。

 

 

 

 

 

この状態は、ストレスも溜まるし

健康によくありません。

 

だから、私は自分の日常を

変えたいと思いました。

 

 

 

 

 

具体的に言うと

 

やるべきことをやらないという選択

やるべきことを途中でやめるという選択

やるべきことを後回しにするという選択

好きなことを先にする選択

日常の中に心地よさを取り入れる選択

 

をするということです。

 

 

 

 

 

「やるべきことをやらない」とは

そのままの意味ですが

自分がやるべきと思ってることは

本当にやらなきゃいけないのか?と

見直すということです。

 

別にやらなくても誰も困らなかったり

頻度を減らしても

大丈夫だったりすることもあるので

ただ、そういうものだと思い込んで

惰性でやってるものはけっこうあります。

 

それが好きでやってるならいいですが

そうでないならやめてもいいのです。

 

あるいは、それをやらないと

多少周りに影響があっても、たまには

「もう今日はやらない!」と

放り投げることを自分に許します。

 

これが自分に許せるようになると

毎日がとっても楽になります。

やるもやらないも

その時の自分の気分で選べるからです。

 

 

 

 

 

 

「やるべきことを途中でやめる」とは

例えば、何かをやっている途中で

「お茶が飲みたいな」「トイレ行きたい」

「ちょっと休憩したい」など過った時に

中途半端でも、すぐにやってることをやめて

心に過った自分の希望を叶える

ということです。

 

ちらっと思った自分の希望を

何より優先して叶えていくのです。

 

つい、「切りのいいところまで」と思って

やるべきことを最後まで続けてしまいますが

その「最後までやらなきゃ」を手放して

軽やかに自分の希望を叶えるのです。

 

途中でもやめることを自分に許すと

自分はとても自由で軽やかになります。

 

後から続けてもいいし

やめてしまってもいいし

「すべては自分の選択次第なのだ」

と思うと、自分に力が戻ってきます。

 

 

 

 

 

「やるべきことを後回しにする」とは

これをやらなければと強く思いすぎないで

後でやる、時間が余ったらやる、くらいに

テキトーに扱うということです。

 

なんなら「今日できなくてもいいや」くらい

緩く扱ってもいいということです。

 

こういうと、真面目な人は

「そんなこと言ってたら

やるべきことをやらなくなる!」と

ざわざわするでしょうが

その縛りこそ、緩める価値があります。

 

「やるべきことをやらなくちゃ!」が

自分を縛って苦しめているのですから。

 

「今日の仕事は今日のうちに」と

よく言われますが、これも縛りです。

別に今日じゃなくてもいいかもしれないし

全部が全部そうじゃない、と緩めると

自分も息がしやすくなります。

 

 

 

 

 

「好きなことを先にする」とは

自分のしたいことを一日の中で

真っ先にやるということです。

 

真面目な人や「べき」が強い人は

抵抗があってできないかもしれません。

 

でも、ここであえて

自分がやりたいことからやっていくと

主体的に生きる自分になれます。

 

自分は、やるべきことをこなす

ロボットではなく

やりたいことを自由にできる

人生を楽しむ人間なんだ、と

思えるようになるのです。

 

一日の始まりに

「今日は何をこなそうか」と思うのと

「今日は何をして楽しもうか」と思うのでは

心の弾み具合がまったく変わってきます。

 

だから、まずは楽しいこと。

それで、日常の中に煌めきが戻ってきます。

 

 

 

 

 

「日常の中に心地よさを取り入れる」とは

自分が喜ぶことを意識してやっていく

ということです。

 

誰にでも、これに癒される、これが好き

というものがあると思いますが

忙しい日常をこなしていると

それをわざわざ自分に与えることなく

バタバタと一日が終わっていきます。

 

自分が「これが好き」とわかっていても

わざわざ与えるということは

しない人の方が多いようです。

 

でも、ストレスがちょっとだけ溜まった時

こまめに、早めに

自分をほっこりさせてあげると

深刻なストレスの蓄積は起こりません。

 

だから、あえて自分に

「今、どうしたら気持ちいい?」と問い

それをやってあげるということを

日常に取り入れるのは

自分を大切にすることなのです。

 

本当にちょっとしたこと、些細なことでも

それがある毎日と、ない毎日では

カラーとモノクロくらいの差があるでしょう。

 

自分の心地いいことを、たくさん

リストアップしておくといいそうです。

 

数が多ければ多いほどよくて(100個以上)

たくさんの中からその時の自分に合うものを

選べた方がいいそうです。

 

ストレスの対処法がいつも同じなのではなくて

いろいろバラエティに富んでいて

その中から選ぶのがいいのです。

 

私の場合

ベランダの椅子に座って空を見る。

風に当たる。鳥のさえずりを聴く。

静かなピアノ曲を聴く。

昼寝。お風呂で温まる。

おいしいものを食べる。

散歩。緑を見る。ストレッチ。瞑想。

仏様にお線香をあげる。リンの音を聴く。

猫と触れ合う。ベランダの植物のお世話。

畳に横になって畳の匂いを嗅ぐ。

心の声をノートに書く。

ひとりでカフェにいく。

パン屋さんのパンを買う。

川辺を歩く。針に行く。マッサージに行く。

などなど。

 

こういう自分が心地いいと思うことを

日常の中に散りばめて

自分の暮らしを心地よくしたいです。

 

 

 

 

 

 

自分の行動は自分で選べるので

毎日を心地よく楽しくするのか

やるべきことをこなすだけで終わらせるのか

実は、自分が決めているのです。

 

少し意識を変えるだけ

ほんの少し勇気を出して

自分を許して緩めるだけなのです。

 

でも、ここを変えると

自分の人生は180度変わります。

 

完璧じゃなくても

ほんの少しでも

やってみる価値ありです。

 

 

 

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