心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

人生の縮図

 

 

オリンピック開催真っ只中です。

 

私は、サッカー日本代表が好きで

観察しているのですが

オリンピック世代も応援しています。

 

 

 

サッカーの試合はゲーム自体も楽しいですが

気づきがあったりして、なかなか深いです。

私がどんなことを考えているのか

お話したいと思います。

 

 

 

 

 

 

先日のメキシコ戦は日本が勝ちました。

メキシコといえば、私のイメージでは

「強い」「日本はいつも負ける」。

 

事実、メキシコはサッカー強豪国で

前節のフランス戦では

4-1でフランスを破っていました。

 

正直「日本はベストメンバーで臨んで

引き分けに持ち込めればいいかな」

なんて思っていました。

 

それが、蓋を開けてみれば日本の勝利。

あの強豪が、日本を相手に

ほとんど機能してなかったのです。

 

もちろん、日本の選手が

自信と勇気を持って積極的に戦ったからです。

日本の選手たちが優秀だったからです。

 

 

 

私は、その戦いを観て

本当に失礼ながら、びっくりしました。

「え!メキシコに勝っちゃうの⁉︎」

 

 

 

私は、その試合を観て

大切なことを思い出させられました。

 

「先のことはわからない。何も決まってない」

 

そのことは理解しているつもりなのに

どうしていつも過去のデータを元に

未来を勝手に決めてしまうのか。

 

「相手が強い」と恐れて

「負けてもしょうがない」と

予防線を張るのか。

 

正しく恐れて(リスペクトして)

相手を研究して対策を講じることは必要だけど

大事なのは、自分を信じることなのです。

 

未来は何も決まっていません。

「これから自分が選ぶのだ」と

日本代表の選手たちが教えてくれました。

 

私は、このことを

忘れないでいようと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

サッカーの試合は人生のようなものです。

 

やることがうまくいき調子が良い時もあれば

攻め込まれてジッと我慢する時もある。

 

攻める時と守る時の流れがあって

どちらか一方だけではなく

必ず流れが変わる時がくる。

 

どんなに苦しくても、諦めずにいれば

それが永遠に続くということはなく

逆に、イケイケドンドンの時も

それが永遠に続くわけではない。

 

苦しくてもいつか必ず終わる。

良い時もそれが永遠ではない。

 

波の満ち引きのようにリズムがあり

その流れに相応しい過ごし方をすればいい。

 

 

 

うまくいかないかもと不安になったり

イケるかもと希望を見出したり

終わったプレーにこだわって

グダグダ言ってる暇はなく

先のことはまだ何も決まっていない。

 

今、この一瞬のプレーが連続していて

それは、圧倒的なライブ。

 

今ここ。この瞬間。

それがサッカーの試合。

 

人生の縮図。

 

だから、観ていて楽しいのです。

人生を味わっているのです。

 

 

 

 

 

先のことが何も決まっていないというのは

とても不安なので、人は

先に知っておきたいと思うものです。

 

でも、自分に起こることを先に知っていたら

人生の喜びや感動は

10分の1以下になるでしょう。

 

 

 

それは

結果を知っている試合を観ればわかります。

 

これからどうなるか知らなければ

ハラハラドキドキして

逆転でもしようものなら飛び上がるほど嬉しく

鳥肌が立つくらいの感動を味わえます。

 

でも、これからどうなるか知っていると

安心感はありますが感動はありません。

 

だから、「先を知らない」ということは

感動を味わえるギフトなのだと思いました。

 

人生の中では「なんで私がこんな目に」とか

「どうしてこんなことになった」ということが

起こりますが、それも込みで

いろんな感情、いろんな感動を

味わえるようになっているのですね。

 

だから、嬉しい感情であれ

嫌な感情であれ、そのすべての感情が

「感じられて嬉しい」のです。

 

それが、生きているということです。

 

 

 

 

 

私は、今回のオリンピックで

日本が勝ってくれたら嬉しいですし

メダルが取れたら普通に喜ぶでしょう。

 

でも、それだけではなくて

私は、日本の選手たちが

どう戦うのかを観てみたいです。

 

苦しい時に諦めず、自分を信じて進むのか

怖れからジリジリと下がっていくのか

無心になってサッカーを楽しむのか

気持ちを込めて戦うのか

苦戦した時、どういう態度で臨むのか

 

一流アスリートの

その瞬間の生き方を観てみたいです。

 

結果、敗れたとしても

そのライブを観られただけで楽しいです。

 

 

 

 

 

ふと、神様も

同じような気持ちなのではないか?

と思いました。

 

「こうなったら、さあ、どうする?」

と、私たちの生き方を

見ているのではないでしょうか。

 

そして、神様が助けたくなるのは

やっぱり、自分を信じている人

一生懸命な人、雑念なく我欲なく

無心になって楽しんでいる人

最後まで諦めず走り切る人

こうしたいと強い気持ちでいる人

なのではないでしょうか。

 

そうして、この世というフィールドで

プレーしている私たちも楽しんでいるけれど

見ている神様も

楽しんでいるような気がします。

 

そして、きっと応援してくれているでしょう。

 

 

 

 

やっぱり、結果がどうだったかよりも

「どう生きるか?」が

一番大切なことなのだと思いました。

 

この与えられた時間を

どう生きるか、どう過ごすか

自分らしく、意識的でいたいです。

 

 

 

 

 

 

これらのことは他の競技でも同じですね。

 

一流アスリートの一流な技術は

とても美しいです。

スポーツは美しいのです。

 

 

 

私は、頑張っている人を応援して

オリンピックを楽しみたいと思います。

 

 

 

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