見たくないような
自分の本当の気持ちを感じてみる。
正直に、誠実に。
自分の中の
弱さ、狡さ、頭の悪さ、意識の低さ
嘘、裏切り、攻撃、浅ましさ、など
すべてを歓迎して、受け入れる。
意識の高さ、優しさ、強さなどだけを
良いものとして受け入れていると
良い方へ偏っていて、バランスが悪い。
自分は、良いものだけでできてる
ということにしたいのは
エゴの発想。
自分の闇を認められない。
けれど、自分を良いものだけで
固めようとしても
この世はきちんとバランスを取ろうとする。
その「バランス」が
目の前の自分を困らせる人だったり
家族の中の問題児だったりする。
自分が「良い人」のポジションを取り
ポジティブに偏ると
目の前の人は「悪い人」になってくれて
バランスを取ってくれる。
自分がポジティブに偏ると
人を裁くようになることもある。
「自分=善、周り=悪」
という具合に。
自分がポジティブに偏ることは
決して良いことではない。
それを喜んでいるのはエゴだけ。
だから、自分の中の闇を受け入れる。
自分を丸ごと受け入れる。
それが真実なのだから。
自分のネガティブな面を認めて
良い面と共に、すべてを受け入れると
自分の中でバランスが取れる。
自分に調和が訪れて、中立に立てる。
どんなものでも
すべて、あっていいもの。
だから、歓迎して受け入れる。
それらを喜んで受け入れると
周りにもバランスの良い
調和の取れている人が集まる。
すると、人と繋がるのが怖くなくなる。
すべてのものを内包しているのが自分。
そのどんな自分も受け入れるのが愛。
何かを否定して、拒絶するのは
愛の逆をいく在り方なのだ。
だから、見たくないような
自分の本当の気持ちを感じてみる。
そして、自分の中に
とんでもない闇を見つけたら
喜んで、大歓迎しよう!
それを受け入れた時
自分に平和が訪れるのだから。