心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

結果に執着しない

 

 

 

自分の好きなことをして自由に生きたい。

自分自身を表現して生きたい。

やりたいことをやって生きたい。

 

そう心から思います。

 

 

 

でも、そうして好きなことを始めても

途中から苦しくなることがあります。

 

それは、思うような結果が出ないから。

 

成果、成功、わかりやすい形になる、など

誰からも「これをやったんだね」と

認めてもらえるような結果。

 

その結果が欲しいのに

思ったようには結果が出ないから

途中から苦しくなって、嫌になって

最悪、やめてしまうということがあります。

 

 

 

 

私など、人からの承認がものすごく大事で

それがなければ自分には価値がない!なんて

信じていた頃、よくこの状況に陥りました。

 

誰かに認めてもらうことがすごく大事。

だから、始めは好きで始めたことなのに

これに引っ張られ、グラつきます。

 

すると、自分自身があやふやになって

「ただ楽しい」という目的を見失い迷います。

 

好きで、楽しくて始めたことなのに

それに結果が欲しくなる。

ちゃんと認めてもらえるように

形にしたくなる。ものにしたくなる。

 

こうして、結果を求め

評価や成功を得ようとすると

途端に楽しくなくなって

苦しくなって、道に迷うのです。

 

 

 

 

評価や成功を得ようとすると

どうしても自分の「こうしたい」は

後回しになり、疎かになり

ついにはどこかへ行ってしまう。

 

結果を得るためには

自分に無理させたり、がんばらせたり

しなければならないからです。

 

結果を得ることにこだわっていると

自分が蔑ろになって

その結果、自分はすごく疲れます。

 

 

 

 

けれど、自分のやりたいことを

心のままにやっていると疲れません。

 

ただ楽しいからとやっていると

疲れないから無理なく続けられて

それは発展していき、その結果

自然と結果もついてくるという

オマケもあります。

 

 

 

 

結果が欲しいと執着するよりも

結果を気にせず、自分自身のままでいて

自分のやりたいことを好きにやる方が

上手くいくのです。

 

結果に対する執着を手放すことが

この苦しみから解放される方法です。

 

 

 

 

 

でも、私もこのことをわかっていながら

結果に対するこだわりは、長いこと

なかなか手放せませんでした。

 

そこを掘っていくと

「私はつまらない人間じゃない。

価値のある人間だ。」とみんなに

思って欲しくて、認めてもらいたい

という気持ちが出てきました。

 

認めてもらうには

わかりやすい結果がなければならない。

だからどうしても結果が必要!

と思っていました。

 

 

こんなふうに、自分の気持ちがわかって

「人からの承認なんて必要ないんだよ。

自分の価値を人に証明しなくていいんだよ。」

と理解しても、私の結果が出ない時の

ざわざわはなくなりませんでした。

 

「結果が出なくても、自分が楽しければいい」

ということをわかってる。

わかってるけど、腑に落とせない。

わかってるけど、結果が欲しい!

 

そんなふうに、長年苦しんでいました。

 

 

 

 

 

でも、最近になって、結果に対する執着を

手放せていることに気づきました。

 

特に何もしていないのになんでだろう?

と不思議に思いました。

 

そこで、わかってるけど手放せない!と

思っていた頃と、何が違うのか

検証してみました。

 

 

 

 

 

それは

何か特別すごいことがあるわけでもなく

私が「楽しく生きたい」という気持ちを

明確に持ったということだけでした。

 

 

 

「楽しく生きたい」を叶えるために

いらないものを手放していったのです。

 

それは、自分に無理をさせることや

自分に期待すること、自分を否定すること

自分の足りない所を埋めようとすることなど。

 

他にもまだまだいっぱいあるけれど

その中のひとつが

「結果に対する執着」でした。

 

楽しく生きるために、この

結果に対する執着は大きな弊害でした。

純粋に好きなことを楽しめないからです。

 

だから、そのことに気づいた私は

「楽しく生きられないならいらないや」

と手放せたのです。

 

わかっているけど手放せないと思っていた頃は

私の「楽しく生きたい」気持ちが

まだ薄かったように思います。

 

だから、それよりもエゴが優っていたのです。

 

 

 

 

けれど、自分の意識がはっきりと

明確になると「楽しく生きたい」に

沿った選択ができるようになります。

 

自分にとって大切なことは何か?が

明確になっていると選択が変わります。

 

 

 

 

 

私にとって、人生の目的は

成功することではありません。

 

それよりも、いかに自分のままでいて

自由に、楽しく、自己表現するか。

その方が大切なのです。

 

 

 

私はただ、楽しく生きたい。

 

私の望みはそれで

きっと目的もそれでしょう。

 

私は、目的のために

いらないものは手放しました。

 

 

 

 

 

結果にこだわっていると

何をしても、いずれ苦しくなります。

 

結果のためにがんばらない

やりたいからする、という在り方だと

ただ好きなことを楽しめ

それをやっただけで満足が得られます。

 

結果に執着しないというのは

本当に自由で、楽です。

 

好きだからやる。

やりたいからやる。

それだけで完結し、自分は楽しいのですから。

 

 

 

そうすると、楽しく生きられると思います。

 

 

 

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