心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

心の不要物を手放し自分を救う

 

 

 

アダルトチルドレン毒親育ちの私は

幸せになろうとして

自分の好きなこと、やりたいことを

やって生きていこうと思いました。

 

幸せになるには

自分の好きなこと、やりたいことをやって

自分の心のままに生きるのがいいと

どんな本にも書いてありましたから。

 

 

 

 

けれど、いざ「好きなことしよう!」

と思っても、何も浮かんできませんでした。

 

私の好きなことって?

やりたいことって?

本当の私の心って?

 

……何も浮かばず、よくわかりませんでした。

 

 

 

 

 

なぜかと言うと、今になって思うのは

この時の私は、まだ自分の中に

いらないものがいっぱいあったから。

 

いらないものとは、

表現しないで押し込めた感情や

今となっては使えないマイルールや

間違えた思い込みなどです。

 

 

 

なぜ、こういうものが自分の中にあると

自分の気持ちや望みがわからないのかというと

イメージですが、自分の純粋な心の周りを

これらが囲んでしまって

心が曇ってしまうからです。

 

心の周りの不要物のせいで

本当の純粋な心の輝きが届かないのです。

曇っていてよく見えない

本来の心の輝きがここまで届かないのです。

 

 

 

 

その状態だったな、とわかるのは今だからで

その頃は自分ではわけがわかりませんでした。

 

けれど、わからないなりに

その時にできることをコツコツと

やってきました。

 

 

 

 

まずは、何においても

対処しなければならないのは未消化の感情。

 

子どもの頃からずっと我慢して

表現しないで溜め込んでしまった感情を

解放することです。

 

話したり、書いたりして言葉にして

湧いてきた感情を湧くままにして

感じるままにして、存分に感じ切ります。

 

感じ切った感情は、自然と流れていき

自分の中はその分クリアになります。

 

 

 

 

そして、何か問題が起こったり

自分の感情が動くことがあれば

心を深掘りしていき、自分を見つめます。

 

どうしてそう思うの?

それはどうしてなの?

と自分に質問していきます。

 

その作業を丁寧にやると

自分の中に、もうなくてもいいような

変なルールがあったり

完全に勘違いというような

間違えた思い込みを発見することができます。

 

発見したら、今の自分には必要ないな、と

手放すという選択ができます。

 

そうして

もういらないマイルールや思い込みを

ひとつずつ手放していくと、手放した分だけ

自分の心はクリアになります。

 

 

 

 

 

そうやって、自分と向き合い

いらないものを手放すということを

繰り返していくと、だんだん

自分の心の周りの曇りがきれいになって

クリアに、透明度が増して

心の輝きがはっきり見えるようになります。

 

このクリアな状態になると

自分の純粋な本当の気持ち

自分の望みなどがわかるようになるのです。

 

 

 

 

 

自分の中がクリアで透明で

自分の望みがはっきりわかると

その望みを叶えるためにどうすればいいのか

ということも明確になります。

 

すると、自分に必要なものを選び

必要のないものは手放すということが

さらっと、すんなりと、抵抗なくできます。

 

必要のないものを手放すことは当然で

そうしないのを不思議に感じるくらい

当たり前のことになります。

 

心の中が曇っていた時は

もう必要がないとわかっていても

手放すことに抵抗を感じ、エゴが

「でも」「だって」「やっぱり」と言って

なかなか手放せないことも多かったです。

 

でも、心がクリアになると

そういうことがなく

「これ、もういらないや。ポイッ」と

サクッと手放すことができます。

 

とても軽やかで、心地いいです。

 

 

 

 

 

自分が救われるために

何かひとつでいっぺんに幸せになれる

というのはあまりないと思います。

 

やっぱり、丁寧に、コツコツと

自分と向き合って、感情を感じて

いらない思い込みを手放していくのが

結局、一番の近道なのです。

 

自分の中の抑え込まれた感情や

いらないマイルール、思い込みなどは

自分の心の、言わば

不要物、ゴミ、曇り、くすみ、濁り。

 

それらいらないものを

ひとつひとつ流して、手放していけば

自分の中はどんどんクリアに

きれいになっていきます。

 

自分の中がクリアになったら

自分を取り巻く世界は

美しく、優しくなっているでしょう。

 

 

 

それが自分を救うということだと思います。

 

 

 

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