心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

周りの100%の人が否定していたか?

 

 

 

私は、以前は

自分はダメな人間なんだと思っていました。

 

私の悪いところだけに注目して

私を否定する人間の言うことを

鵜呑みにしていたからです。

 

 

 

私は、私を否定する人間のジャッジを

そのまま受け入れていました。

 

子どもの頃はそうするしかできなくて

そうしてきました。

 

 

 

 

 

でも、大人になった今

私は子どもの頃の私とは違います。

 

子どもの頃にはなかった知恵や知識

判断力があり、広い視野を持って

自分を客観視することができます。

 

 

 

そんな大人の自分が、冷静に落ち着いて

自分の子どもの頃を振り返ると

今まで信じていたのと

違う景色が見えてきます。

 

 

子どもの頃、私の周りの100%の人が

私を否定していたでしょうか?

私に怒っていたでしょうか?

 

 

もちろん、そんなことはなくて

私の周りには

私を好きでいてくれる友達がたくさんいたし

私を可愛がってくれた先生もいました。

 

 

 

私の周りの人間の中で

たったひとり、母親という存在だけが

私を否定して嫌っていたのです。

 

けれど、そこまで否定してくる人間は

家から出るとほとんどいないのでした。

 

私の敵は、家の中にいました。

 

 

 

 

 

そんなふうに

「ああ、みんなに

嫌われていたわけではなかったな。

仲良くしてくれる友達もいたし

優しくしてくれる先生もいたな。」

と思い出して

「私はダメな人間ではなかった」と

理解したのでした。

 

 

 

フラットに見てみれば

私は、良いところと悪いところのある

ひとりの人間でした。

 

全世界から否定されて

自分は欠点だらけのダメ人間だと

思い込んでいましたが

それは、自分の一番身近にいた人間が

そのように扱ったというだけでした。

 

 

 

そう腑に落ちた時に

私は、自分をありのまま受け入れて

自信を持とうと思いました。

 

「私は、このままでいい。

私は、価値ある存在だ。」

と認めようと思いました。

 

 

 

本当は、ずっとそれでよかったのです。

自分で気づかなかっただけなのです。

 

 

 

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