心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

私は奴隷だ

 

 

 

昔の日記から。

 

 

 

*  〜  *  〜  *

 

 

 

私は怒りを抑圧している。

 

自分の価値がわからない。

自分のことを自分で何も決められない。

自分はできると信じていない。

 

創造の道を前に進めない。

自分の足で自分の人生を

歩いていくことをためらっている。

 

私は、前に進めない。

私にあるのは、悲しみと絶望だ。

 

 

 

 

 

 

自分の幸せや快、不快が

誰かの機嫌によって左右される。

自分のことが自分で何も決められない。

自分ではどうしようもない。

 

 

 

 

そんな無力感、絶望感、恐怖感

何者かに支配されている苦痛

奴隷のような気分が湧き上がってくる。

 

 

 

 

抗っても自分ではどうしようもない、

自分で現状を打開できない無力感。

自分ではどうすることもできないのだ、

という絶望感。

自分の運命は何者かによって握られている、

その不安、怖さ、心許なさ。

 

 

 

奴隷とは、きっとこんな気持ちなんだろう。

 

 

 

私は奴隷だ。

 

 

 

 

 

 

時折り上がってくるこの気分は

きっと、私がかつて

いつも、毎日、感じていたものだ。

 

自分の運命を他の誰かが握っている。

自分の意思など存在しない。

 

自分は誰だろう?

自分は人間だろうか?

自分は人形ではないか?

自分は生きている意味があるのだろうか?

 

ただ息をして

誰かの言う通りにしているだけなのだから。

 

 

 

 

 

人から意思を奪うと

その人は人間ではなくなってしまう。

 

その人は、空虚なロボットか、人形か

それとも幽霊か。

 

 

 

 

人間が、人間として生きるには

「こうしよう」という意思や

「こうしたい」という欲望が必要なのだ。

 

それら意思や欲望が素になって

人生は形作られていく。

 

自分の意思や欲望が

スタートラインなのだ。

 

意思や欲望を奪われた人は

自分の人生を生きられない。

その人に待っているのは空虚な毎日。

奴隷のような毎日。

 

 

 

 

 

かつて感じていたこの絶望感。

私は今、しみじみと感じていたい。

こんな感じだったんだなぁと

ゆっくり観察していたい。

 

ただ、そうしていよう。

 

 

 

毒親に支配されていた

無防備な自分を助けるために。

 

 

 

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