心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

気づきのタイミング

 

 

 

今、自分が持っているものに気づける人

気づけない人。

 

ささやかな幸せに気づける人

気づけない人。

 

自分の苦しみに気づける人

気づけない人。

 

自分の本当の望みに気づける人

気づけない人。

 

怒りや憎しみを手放せる人

手放せない人。

 

ずっと苦しみの中にいる人

気づいて抜け出す人。

 

 

 

 

その違いは

いろいろな要因があるのでしょうが

一言で言うと、成熟度の違いだと思います。

 

 

未消化の感情の浄化。

過去の出来事の整理、精算。

自分と向き合い、自分を知り

等身大の自分を客観視できる。

ものごとを高い視点から見れる。

 

 

これらのことが

どのレベルまでできるかが

心の成熟度の違いであり

意識の高さの違いなのだと思います。

 

 

 

 

私は、人生半ばを過ぎようとしている

中年と言われる年齢で、やっと

これらのことができるようになりました。

 

長年の苦しみから

ようやく抜け出せたと思ったら

人生は、もう残りわずかでした。

 

 

 

 

私は、「どうしてもっと早く

気づけなかったのだろう。

こんな歳まで人生を無駄にしていたなんて。

もっと早く気づきたかった。」と

悔やみました。

 

もっと若い頃に、今のように

自分を許せて、人を許せて

ものごとをフラットに捉えられたら

私の人生はもっと豊かで、幸せで

楽しかっただろうと思ったのです。

 

時間を無駄にした、

人生を無駄にした、と悔やみました。

 

 

 

 

でも、若い頃の私はそれどころではなく

その時その時精一杯で

その時目の前にある課題に取り組んで

少しずつ、ひとつずつ

大切なことに気づいてきたのでした。

 

それは、一気に進められることではなく

やっぱり長い年月をかけて

ゆっくり成長していくもので

私には、これしかやりようがなかったのです。

 

だから、私は自分のことを

精一杯がんばって生きてきたと思っています。

 

 

 

 

こんな年齢になって

このタイミングで気づくことが

私にとっての「その時」で

それは、早くも遅くもなく

これでいいのです。

 

気づきが早ければいいのでも

エライのでもなく

誰にでも、その人にとってのちょうどいい

「その時」があるのだと思います。

 

準備ができたら気づいていきます。

 

それは人それぞれ。

その人のタイミングがあるのです。

 

 

 

私は、こんな自分の人生を

このまま受け入れて

生きていこうと思いました。

 

 

 

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