心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

人の目を気にせず自分の楽しみに集中する

 

 

 

先日、知人が

洋服のバリエーションが少ない人のことを

とやかく言っているのを聞いて

なんだかモヤモヤしました。

 

その知人は洋服が好きで

流行も追っていて

同じ服ばかり着たくないと言います。

 

少ない洋服でローテーションして

いつも同じ服を着ている人を見て

「ああはなりたくない」と思うそうです。

 

人から「いつも同じ服着てる」と

思われたくないそうです。

 

だから、少なくとも一か月以上は

毎日違う洋服を着られるように

洋服をたくさん買います。

 

安いものでも数多く持っていたいため

クローゼットはいつもパンパン。

というか、部屋に溢れていて

玄関の下駄箱も溢れているそうです。

 

そのことで悩んでいて、一応

「洋服を減らさなきゃ。

買うのを控えなきゃ。」と思っています。

 

そうは思うけれど

「洋服の少ない人と思われたくない」と

結局買ってしまうということを

繰り返しています。

 

 

 

それは、よくある話で

知人からもその話を聞くのはもう何度目かで

いつも同じような話の結末で収まり

 

その時も

「流行を追うのが楽しくて

洋服が好きで、新しい洋服を着ると

自分の気分が良くなるなら

自分が満足するくらい洋服を持っていても

いいのでは?部屋の収納場所と相談して

お金の面でも破綻しなければ問題ない。

部屋も自分が心地よく過ごせて

お金にも困らない範囲内なら自由。

人の価値観はそれぞれ違うから

洋服の少ない人はそこを重視してないだけ。

その人はそれでいいんだよ。」

というような話をしました。

 

 

 

本当にそう思いますし

私の話ではないので、その知人が

自分で考えて行動をすればいいことです。

 

なのに、なんだかモヤモヤして

2〜3日経っても引っかかりがありました。

 

知人は知人、私は私。

別に私のことを言われたわけでもないし

私は私の価値観で

自分の身の回りに置くものを決めるし

今自分は心地いいのだからいいではないか

と思うのに、モヤモヤは消えませんでした。

 

 

 

あれ?これはなんだろう?

この感じ、何か

私が気づかなきゃいけないヤツだ

と、ようやくそこで気づきました。

 

 

 

私がその知人に言いたいことは何か?

 

それは

「人それぞれ価値観は違うのだから

人のことはどうでもいいじゃない。

自分が流行を追うことや

洋服をたくさん買うことが楽しくて

ワクワクするなら、それでいいじゃない。

自分は自分。人は関係ないよ。」ということ。

 

この自分が人に言いたいことが

自分に対するメッセージです。

 

私は自分が

「人のこと、人の目はどうでもいい。

自分の楽しみに集中しなさい。」と

言われているような気がしました。

 

 

 

そうして自分のことを振り返ってみると

私は、やっぱりまだ

人の目を気にしているのだと気づきました。

 

何かをやろうとする時、頭では

「自分が本当に楽しいことをやろう。

一円にもならなくても、褒められなくても

何にもならなくても、ただ自分が

楽しいことをしよう。」

と思っています。

 

でも、心の奥底では

無駄なことはしたくない

意味のないことはしたくない

見っともないことはしたくない

いいねと言われることをしたい

と思っているのです。

 

つまり、私は「ただ楽しむ自分」を

受け入れられないでいたのです。

 

「人の目から見たいい感じの自分」を

手放せないでいたのです。

 

その執着が、心の中にしつこく居座る

モヤモヤとなって現れました。

 

 

 

そうか!私はまだ純粋に楽しむことを

完全には受け入れられていないんだ!

と明確になると、そのことを

選択することができるようになります。

 

これからも人の目を気にして

自分の行動を選ぶのか

それとも、人のことを気にせず

自分の楽しみだけに集中するのか。

 

 

 

答えはもうわかっています。

答えは決まっています。

 

「人の目から見たいい感じの自分」を手放し

「みっともなくない自分」を諦め

自分がただ楽しい方を選ぶ。

それが答えです。

 

それで、誰からも褒められなくても

一円にもならなくても

自分がただ楽しい方を選ぶのです。

 

 

 

 

純粋に楽しい方を選べない自分が

まだ心の奥底の方にほんの僅かいました。

 

知人に対するモヤモヤは

そのことを教えてくれたのでした。

 

 

 

そうわかってからは

知人に対するモヤモヤした気持ちは

スッキリとなくなりました。

 

役目を終えたからです。

 

自分の感情は

本当の自分を見つけることのできる

バロメーターのようなものです。

 

 

 

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