心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

自分の持ち味を活かす

 

 

 

夢を追っていたけれど挫折した人

何をやっても長く続かない人

自分がどう生きたらいいのかわからない人

 

こんな人は

自分の本当にやりたいことを

やってないからだと思います。

 

そういう私自身も

思いっきり当てはまっていました。

 

 

 

今思うことは

そういうなんだか人生うまくいかない時は

本当の自分のことを知らないで

自分の本当の望みに気づいてなかった

ということです。

 

 

 

「己を知る」とは、とても大切なことで

ここからしか人生は発展していきません。

 

自分のことを知らないから

自分は何ができて、何が苦手なのか

自分の持ち味は何なのか

自分の本当にやりたいことは何なのか

わかりません。

 

自分のことを知らないから

本当は自分に合ってないことに

それができる自分になりたい

華やかにかっこよくなりたい

あの人のようになりたい、と憧れ

それを目指してしまいます。

 

 

 

 

でも、それは自分に合ってないし

自分の本当の望みでもないから

当然、うまくもいかず

モチベーションも保つことができません。

 

そして挫折しますが

またすぐに次の憧れを目標にして

同じことを繰り返すのです。

 

 

 

自分を知らないことと同時に、あるいは

根底には自分を受け入れられない気持ちも

あるかもしれません。

 

自分の持っている武器

自分のできること、自分の持ち味を

「そんなのできたって大したことない。

何にもならない。かっこよくない。

そんな自分地味で嫌。」と自分を嫌い

他の誰かになろうとするのです。

 

自分の良さを認められなくて

受け入れられなくて

「こんなの嫌だ。あの人のようになりたい。」

と違う誰かになろうとするのです。

 

それは、まるでタンポポがバラになりたいと

足掻いているようなものです。

 

 

 

「憧れ」というのは

少し注意しなければいけないなと思います。

 

「憧れ」は

ポジティブに語られることが多いです。

 

「誰かに憧れる気持ちが湧くのは

自分にもその人と同じ要素があるから」とか

「誰かに憧れる気持ちが自分を成長させ

上へと引き上げてくれる」とか。

 

これは、本当にその通りだと思うのですが

その時にちゃんと自分をわかっているか

自分と繋がっているかが大事です。

 

ちゃんと自分をわかって

自分と繋がっていれば

自分に合わないことをやろうとしないですし

本当の自分の望みじゃないことを

やろうともしません。

(地位や名声、お金のために

やるようなことはしない)

 

 

 

 

でも、自分を知らず

自分と繋がってもいない状態では

その「憧れ」は、自己否定や劣等感を

誤魔化すためのものかもしれないし

承認欲求を満たすためのものかもしれないし

エゴが欲しがっている

地位や名声やお金を得るためかもしれません。

 

それらはエゴが喜ぶもので

本当の自分の望みとは違います。

 

このエゴが喜ぶことを

自分の望みだと思って目指している人は

けっこう多いと思います。

 

その動機だと、それはうまくいかず

人生は発展していかないでしょう。

 

自分の本当の望みではないからです。

 

 

 

そんな不毛な人生を終わりにしたいなら

もう降参して

自分以外の人になることを諦めて

憧れを手放して

自分の足元をしっかり見ることです。

 

この世にひとりしかいない自分という存在。

 

その自分をありのまま見て

自分にできることは何か

自分の持ち味は何か

自分はどう生きるのが心地いいか

自分の本当の望みは何なのか

知っていくことです。

 

等身大の自分という人間を

そのまま受け入れて

そのまま生きるとき

どこにも無理がかからず

心地よく、楽しく

ものごともスムーズに流れていくでしょう。

 

 

 

 

その状態は、華やかでも

人から羨ましがられることでも

かっこいいことでもないかもしれません。

 

平凡で、地味で、たわいもない

ささやかな毎日かもしれません。

 

でも、ありのままの自分で

本当の願いに沿って生きる在り方は

楽しく、温かく、心穏やかでしょう。

 

 

 

 

何の努力をしなくても

始めから自分が持っている持ち味を

最大限に活かすのです。

 

タンポポタンポポのままで美しいように

自分は自分のままでいるだけで

もう充分、輝いています。

 

主役級に輝いているのです。

 

 

 

 

自分は自分のままで

そのままで生きる。

 

きっと、それでいいのです。

 

 

 

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