心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

見聞きしたものは自分に影響を与え続ける

 

 

 

私は、毎日瞑想をしています。

 

瞑想をすると、心が落ち着き

自分に戻れる感じがして

とても心地いいです。

 

 

 

瞑想をしてる時は

自分の呼吸に意識を集中していますが

それでも雑念は容赦なく流れてきます。

 

けれど、雑念が湧いても

落胆せずに、その雑念を観察して

優しく手放していきます。

 

「雑念が湧いてはダメ」という思いも手放して

すべて、あるがままを体験し

観察するという感じです。

 

 

 

 

そうして、瞑想中に

自分の雑念(思考)を観察してみると

思考にはいくつかのパターンがあることが

わかりました。

 

 

 

 

まずは、よく言われる

「頭の中のおしゃべり」。

 

「今日のごはん何にしようかな」

「あれしなきゃ、これしなきゃ」

「あの時のアレはあれで良かったのだろうか」

など、頭の中で延々と

独り言を言っているパターンです。

 

過去の出来事を繰り返し

思い出していることもよくあります。

 

 

 

それとは別に

ある場所に自分が既にいて

何かを体験しているというパターンもあります。

 

それは、映像の中に自分がいて

勝手に何かが展開していくという感じ。

これは妄想と同じかもしれません。

 

 

 

また、いきなり映像が浮かぶパターンもあります。

 

これは、映像の中に自分がいるのではなく

自分が映像を観ているのです。

似たようなので、いつの間にか

音楽が自分の中を流れている時もあります。

 

 

 

 

 

このように、雑念にもいろいろあって

おもしろいのですが

ひとつわかることは

その日、見聞きしたものの影響が

とても大きいということです。

 

 

 

特に、テレビをたくさん観た日は

ドラマなどの映像が頭の中に

パッ、パッ、と浮かんできます。

 

これは、自分でそのドラマを思い返したり

反芻してるわけではないのに、そして

決して心に残っているわけでもないのに

勝手に浮かんでくるのです。

 

ドラマなど、映像は

観たらそれで終わり、ではなく

自分の中に残って、こうして

自分に影響を与え続けるのだと思いました。

 

 

 

 

自分の中に浮かぶ思考は

自分が考え出したものだけじゃなく

見聞きしたものが勝手に流れてきたり

周りにあるものが入り込んできたりするのです。

 

なので、思考は自分自身なのではなく

勝手に流れてきて去っていくものなので

それに囚われることなく

手放し続けることが大切です。

 

 

 

 

自分が見聞きしたものは

自分の中に残って影響を与え続けます。

 

だとすると

観るものは厳選しなければなりません。

 

ドラマに限らず、映画、バラエティ

ニュース、ドキュメンタリー、各種動画

また、読む本、ブログ、ツイッター

インスタ、聴く音楽、耳にする音、言葉

観る景色など

自分が五感を通して

自分の中に取り入れるものは

きちんと選ばなければならないと思いました。

 

心地悪いもの、気分が悪くなるもの

嫌いなものは、観ない(見ない)

聴かない(聞かない)ということが大切です。

 

具体的には、暴力、暴言、愚痴、悪口

戦争、虐待、復讐、人を傷つける

人を陥れる、不寛容、嘘、などなど。

ほかにも、自分の気分が下がるもの。

 

 

 

 

自分に取り入れるものは

自分にとって毒にならないもの

自分が嬉しくなるもの、心地いいもの

美しいもの、繊細なもの、ホッとするもの

楽しいもの、愛のあるもの、など

自分が喜ぶものにしたいです。

 

 

 

自分の身の回りに置くものや

取り入れるものによって

自分はそれらの影響を受けて

自分自身の波動も変わってしまうのです。

 

 

 

人は一日中、思考を繰り返し

その数は何万回とも言われています。

 

そのほとんど無意識の思考の中に

毒になるものが混じっていれば

それは、自分の現実へと反映されていきます。

 

この世は、思考が

現実になるようになっているのですから。

 

 

 

なので、意識的に毒になるものを

自分に取り入れないようにすることで

現実は変わってくるでしょう。

 

「自分はそんな考えを持っていない」

と言っても、見聞きしたものは

思考に入り込んで、頭の中で

勝手に何度も繰り返されているのです。

 

見聞きしたものの影響は

受けてしまうのです。

 

 

 

瞑想をしていて、そのことに気づいて

自分に取り入れるものは大切なのだ、

厳選した方がいいのだ、とわかりました。

 

 

 

以来、私はドラマでも、映画でも

「なんか嫌だな」と思ったら

途中でもすぐに観るのをやめてしまいます。

 

自分には、自分の喜ぶものを

あげたいと思っています。

 

 

 

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