心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

この世は優しいものがいっぱい

 

 

 

昨日は

「お風呂の掃除しなくちゃ」

「溜まったアイロンがけしなくちゃ」

「部屋の掃除しなくちゃ」と

「しなくちゃ」がいっぱいある日でした。

 

次の日は休みで

夫が家にいるということもあり、できれば、

それらは、昨日済ませてしまいたいことです。

 

 

 

 

 

でも、私の中で「NO!」という声がしました。

 

ここのところなんとなくバタバタとして

私がバテ始めている…

 

「ツカレタ」

「ヤスミタイ」

「ナニモシタクナイ」と言っています。

 

私は疲れが溜まり始めていました。

でも、頑張ればできる程度。

 

思考である頭は

「溜まっている仕事を早く片付けろ。

すべて綺麗にしたらスッキリするはずだ。

汚くて、だらしないところを

夫に見られないようにしなければならない。」

と、私のお尻を叩きます。

 

 

 

 

以前ならば

自分の「NO」という声は聞こえず

迷わず、私は思考に従っていました。

 

けれど、それを続けると

いつか強制終了になる日が来ます。

 

自分の疲れに気づかないで

頑張り続けていると

突然、具合が悪くなってダウンするのです。

 

 

 

そんなことを繰り返していて

どんなに頑張ろうと、無理は効かず

どうせいずれダウンする日が来るのだから

ダウンするずっと前の

「ちょっと疲れた」くらいの時に

こまめに休んだ方がいいのだと学びました。

 

幸いにも、最近は

自分の「疲れた」の声が聞こえます。

 

 

 

 

こんな時は、自分に無理はさせません。

 

「やらなくちゃ」と思っていることを

全部放り投げることにしました。

 

部屋が掃除されてないところを夫に見られるし

仕事が山盛りで片づいてないままだし

エゴが「やれ!やれ!」とうるさいけれど

それらの思いも全部放り投げて

何もしないことにしました。

 

「今日は一日、やりたいことだけやる」

と決めました。

 

 

 

 

猫と植物のお世話、トイレ掃除、洗濯は

朝のルーティンなのでしてしまいましたが

それから夕飯作るまでの時間は

全部、自分にプレゼントしました。

 

(気分によっては夕飯を作ることも

放り投げる時もあります)

 

 

 

私は「やらなくちゃ」から解放されて

心が軽くなり、ホッとくつろぎました。

 

「なーんにもしない!

なーんにもしないぞー!」と

私は大きく伸びをしました。

 

それからは、思う存分

読書、テレビ、瞑想、ブログを書く

ソファに寝転んで音楽を聴く、お昼寝

などして一日は終わりました。

 

心のゆとりのために

こんな一日は必要だなと思いました。

 

 

 

 

読書は「月曜日の抹茶カフェ」

(著者 青山美智子)という本を読みました。

 

軽くて、爽やかで、温かく、優しい本でした。

 

 

ソファに寝転んで聴いた音楽は

大橋トリオです。

Amazon music大橋トリオのベストを

ずーっと延々と聴いてました。

 

私は、大橋トリオが大好きなのです。

曲も歌詞もいいですが

彼の声を聴くと、私が喜ぶのです。

 

曲、歌詞、彼の声の総合的なもの、

世界観、波動、エネルギー、のようなものが

私を包み、心地よく浸透してくる感じです。

 

調和、愛、まろやかさ、温かさなどを感じ

本当に癒されます。

大橋トリオの音楽はとても優しいです。

 

 

 

 

余談ですが

私はピアノ曲もよく聴くのですが

演奏してる人によって

同じ曲でも、心地いい時と

耳障りで聴いていられない時とがあります。

 

耳障りな時は

どんなに、繊細で、静かで、きれいな音色で

癒し系のメロディで、技術が高くても

気持ち悪くて、耐えられなくて

消してしまいます。

 

逆に、心の底から美しいと思い

ピアノの音が心地よく

私の体に染み入ってくる時もあり

そんな時は「気持ちいいなぁ。

ずっと聴いていたい。」と思います。

 

 

 

感覚的には、耳障りな人の演奏は

ザラザラ、チクチク、ツンツンという感じ。

 

楽器の演奏には、演奏者の愛や優しさが

現れているのだと思っています。

 

だから、聴いていて心地いい演奏者は

曲に愛や調和、優しさなどを乗せて

聴いている人に届けてくれているのです。

 

それは、楽曲の良さや技術の高さと関係なく

その人の在り方そのものなのでしょう。

 

 

 

声もそれと同じで

聴いていて心地いい声と

聴いているのが辛くなる声があります。

 

大橋トリオの歌声は、優しく

私にとっては本当に心地いいのです。

 

 

 

話が逸れましたが

優しい小説を読んで

優しい音楽を聴いていたら

「この世は優しいものがいっぱいあるな。

この世は優しいな。」と感じました。

 

 

それは、私が自分にお休みをさせてあげて

優しくしてあげたからなのでしょう。

 

自分自身との関係と

自分を取り巻く世界との関係は

イコールなのですから。

(世界は自分の内面を反映したもの)

 

 

 

 

 

ホットココアにマシュマロを入れてみました。

 

マシュマロは、とろりと溶けて

ふわふわクリーミー

ココアはほんのり甘く

優しい味がしました。

 

ここにも優しいものがひとつ。

 

 

 

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