心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

不安はどこからやってくる?

 

 

 

以前の私は、訳もなく不安が上がってきて

よく憂鬱になっていました。

 

「同じことでも他の人は平気なのに

なんで私は不安になるんだろう?

私の不安は一体

どこからやってくるんだろう?」

と、思っていました。

 

 

 

 

 

私なりにいろいろ勉強して得た

この問いの答えは「我慢と緊張」です。

(これだけではありませんが)

 

長年、ずっと我慢をしていて

ストレスが溜まって溢れてしまっているのです。

 

 

 

 

我慢というのは、している時

緊張しているものです。

 

だから、我慢=緊張。

 

そして、緊張の最たるものは恐れ。

 

だから、我慢をし続けると

恐れが溜まっていきます。

これが不安症やパニック症を引き起こします。

 

恐れが溜まって溢れてしまっているのが

不安に苛まれている時やパニック発作です。

 

 

 

このことを知った時

本当に腑に落ちました。

 

「だから私は不安なんだ!怖いんだ!」

とわかりました。

 

私はずっと、何でもないことが

怖くて怖くて仕方ありませんでした。

それはとても辛いことでした。

 

この私の不安や恐怖は

私が小さい頃から何十年も我慢し続けたり

母親が怖くてずっと緊張していたからなのです。

 

その緊張は、私の中に溜まり続けて

もう収まりきらなくなっている。

それが不安という形で

溢れている状態です。

 

 

 

 

幼い頃からずっと緊張していた

その名残りで、今でもすぐに緊張して

背中や肩はずっと固いまま。

体を緩めることが下手です。

 

上手にリラックスできないので

恐れも浄化されていきません。

 

 

 

本当は、心は

自然治癒力で回復する力を持っています。

 

けれども、それを上回る緊張が続くと

心は決壊して恐れの感情が

溢れ出てきてしまうのです。

 

不安や恐怖を感じる時

何かきっかけがあるものですが

(乗り物、閉所、高所、特定のものなど)

それらはその感情とは無関係だそうです。

 

ただ自分の中に溜まっていたものが

出てきただけです。

 

 

 

そして、感情というのは

出てきたら浄化されます。

 

なので、不安や恐怖の感情が出てきた時は

とても辛いですが

本当は喜ぶところなのです。

 

感じられたらそれは終わるので

今出てきているものは終わるということです。

自分の中の恐れが少し減るということです。

 

 

 

とはいえ、不安や恐怖を感じる時は

本当に言葉で表せないくらいに

辛いものですよね。

 

そんな時は

その感情が「ある」と意識を集中して

「体のどの辺に、どのくらいの大きさで

(色や形も)ある」と言い続けると(50回)

消えていきます。

 

これをフォーカシングと言います。

 

 

 

辛い感情は、逆説的ですが

感じれば感じるほど

自分は楽になっていきます。

 

感じきれば浄化されるのですから

感じれば感じるほど

自分の中はキレイになっていくのです。

 

 

 

そして、対処としては

やっぱり日常でリラックスすることが

大切だそうです。

 

ストレッチ、マッサージ、鍼、瞑想

などが有効。

 

マッサージで筋肉を柔らかくすると

連動して心も緩むのです。

鍼はダイレクトにストレスを解放するそうです。

 

昨日の記事のように

自分のやりたいこと、好きなことを

日常的にやっていくのも

リラックスできますね。

 

 

 

 

このことを知った時

私は、今までの我慢する生き方を

変えようと思いました。

 

今は、私の近くに母親はいない。

誰も私を怒鳴ったりしない。

 

私は、平穏で自由なのです。

 

 

 

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