心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

お菓子をいっぱい食べる理由

 

 

 

私は、去年の4月に

食生活をガラリと変えました。

 

 

 

ここ数年、胃腸の調子が悪く

ほかに頭痛や不安など

本当に体調が良くありませんでした。

 

鍼治療や漢方薬で治療をして

体調は改善に向かっていましたが

慢性胃炎、慢性膵炎、逆流性食道炎など

たくさんの病名がつきました。

 

その時、私の胃腸は

どうしてこんなに傷んでしまったのだろうか

と悲しくなったのです。

 

そして、胃腸を、体を

労ってあげたいと心底思い

思い切って、自分の体に合わないものは

取らない食生活に変えました。

 

具体的には、砂糖、小麦粉、大豆、白米

乳製品、カフェインなどを抜きました。

 

 

 

 

 

胃も膵臓も、ストレスに弱い臓器だそうです。

 

そして、胃も膵臓

脂っこいものの食べすぎで痛みます。

 

 

 

私は、子どもの頃からずっと

チョコレートやケーキ、ポテチなど

脂っこいもの、甘いものが大好きで

たくさん食べてきました。

 

私が、脂っこいもの、甘いものを

たくさん食べるのは

満たされない心をそれで埋めて

ひとときのニセの幸福を

味わいたかったからだと思います。

 

悲しいことがあったらお菓子を食べる。

疲れたらお菓子を食べる。

ムカついたらお菓子を食べる。

つまらなかったらお菓子を食べる。

 

すると、私の心は満たされたように感じ

はぁ〜♡と幸せになれました。

 

何かが足りない心にお菓子を詰め込むと

心は落ち着いて、がんばれました。

 

私は、お菓子に支えられて

それまで生きてきたのです。

 

 

 

 

私の胃と膵臓が痛んでいるのは

そんな食生活に問題があったからです。

 

でも、根本的な原因は

生きててしんどいからでした。

 

しんどいことはストレスなので

ダイレクトに胃や膵臓に負担がかかるし

しんどいから、一瞬でも

幸せな気分になりたくて

脂っこいものや甘いものを食べるのです。

 

 

 

私は、足りない愛情や満たされない思いを

子どもの頃から甘いものやポテチなどの

お菓子で満たしていたんだな、と思いました。

 

でも、それで自分の体を壊してしまった。

私は、もうこれ以上

自分の体を壊したくありません。

 

自分の体を壊したくなければ

今こそ、自分を「本当に」

幸せにしなければならないと思いました。

 

脂っこいものや甘いものを食べて

ひとときの幸せを得る、ニセの幸せ

ごまかしは卒業する時がきました。

 

 

 

 

本当の幸せ、本当の安らぎとは

どういうことなのでしょうか?

 

それは、自分のすべてを許し

受け入れること。

自分を愛すること。

自分のままで生きること。

自分の本当の望みを知り、叶えること。

 

 

 

それまで私は、間違えて

エゴの声に従って

エゴの望みを叶えていたのでした。

 

その時だけの手っ取り早い快楽や

他の何かや誰かに

満たしてもらおうとすることなど。

 

これらは、エゴは喜び満たされたけれど

魂の望みではなかったのです。

 

だから、これからはエゴの声に惑わされず

本当の自分と繋がり

本当の自分の望みを叶え

自分を満たしていこうと思いました。

 

 

 

 

 

今、自分の体に合うものを食べるように

食生活を変えて一年以上が経ちました。

 

あんなに毎日食べていた

スイーツ、スナック菓子、揚げ物など

普段はほとんど食べていません。

コーヒーも飲んでいません。

 

コーヒーなんて、飲まないでは

一日もいられなかったのに。

 

お菓子も食べないでいると

心理的に耐えられない感じになって

毎日食べていたのに。

 

 

 

今は、それらを食べなくても

それほど辛いと思うことはありません。

 

どうして、今はそういうものを食べなくても

私は日常を穏やかに過ごせているのだろう?

と不思議に思いました。

 

お菓子で自分を満たして

なんとか毎日過ごしていた頃と

何が違うのだろう?

 

 

 

 

そう思い返してみると

今は、自分を許しているということが

大きくあげられます。

 

自分を許し、受け入れ、労っている。

そして、自分の心を無視しない。

 

自分の心を無視しないので

やりたくないことはやらない。

無理しない。我慢しない。

やりたいことはやらせてあげる。

 

 

 

思えば、お菓子をやめられなかった頃は

自分のことは常に責めていたし

自分の心の声なんて無視していて

しんどくても無理して頑張っていたり

したいことは我慢していたり

自分の望みを叶えることなんて

まったくしていませんでした。

 

私は、自分を粗末に扱って

自分を満たしてあげていませんでした。

 

 

 

私が、お菓子をいっぱい

食べなければならなかったのは

自分を愛せなかったからなのです。

 

自分に愛されない辛さを埋めるために

お菓子をいっぱい食べていたのです。

 

小さい頃は、もらえなかった愛情を

お菓子で埋めていたかもしれません。

 

でも、大人になってからは

自分に愛されないことが辛かったのです。

 

 

 

 

その証拠に、今、自分を大切にしたら

お菓子を食べなくても、私は幸せです。

親からもらった愛情は

前と何ら変わりないのに。

 

 

 

お菓子を食べなければならないほど

疲れる前に休んだり

ストレスが溜まる前に対処したり

やりたいことをやらせてあげたりすると

応急処置的なお菓子は必要がないようです。

 

自分の心と繋がって

いつも「どうしたい?

どうありたい?」と対話して

心の訴えや要求をちゃんと聞いて

そのように行動してあげると

お菓子は必要なくなりました。

 

 

 

自分を愛すること。

これに尽きるようです。

 

 

 

 

どこをどう通っても

同じ場所に辿り着きます。

 

自分を愛し

ありのままの自分を生きる、という道。

 

それは、例えば

自分の健康を願う時も

自分の子どもの幸せを願う時も

自分の人生を充実させたいと願う時も

すべては、自分を愛し

ありのままの自分を生きた時に叶えられます。

 

それが、ただひとつの

答えなのだと思います。

 

 

 

この世の中で幸せになりたい時

それがどんな形の幸せであっても

大切なことはひとつ。

 

自分を愛し

ありのままの自分を生きることなのです。

 

 

 

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