心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

自分のことを自分でコントロールできないと無気力になる

 

 

 

いろんな実験で、自分のことを

自分でコントロールできない状況だと

人はストレスが溜まると言われています。

 

人から支配されている立場の人は

慢性的にストレスが溜まって

病気にも罹りやすいそうです。

 

人から支配されている立場の人というと

パワハラ上司を持つ部下

DVを受けている妻

絶対的な権力を持つ人の元で働く奴隷

などでしょうか。

 

忘れてはならないのは

支配する親の元で育つ子どもです。

 

 

 

 

 

自分の意思ではどうにもできない

この先どうなるか見通しが立たない

そんな状況に居続ければ

気力は枯れて

体はストレスで痛めつけられます。

 

気力が枯れてしまうので

自分のことを

自分でコントロールできない人は

無気力になります。

 

 

 

 

 

このことを知った時

「だから私は気力が湧かないのだ!

無気力で元気がないのだ!」と

合点がいきました。

 

アダルトチルドレンである私は

幼い頃から母親に支配されていて

自分のことを自分では決められませんでした。

 

自分の意思が通ることはなく

いつも母親の命令に

従わなければなりませんでした。

 

私の将来も、命も

母親が握っていました。

 

いつも誰かの顔色によって

自分の運命が変わるのは

相当なストレスだったでしょう。

 

私は覇気のない

無気力な子どもになりました。

 

 

 

子どもの頃、自分のやりたいことをやり

主体的に過ごして

自分の運命は自分が握っているのだと

実感できた人は、その後の人生でも

自信を持って、エネルギーも持って

自分の人生を切り開いていけるそうです。

 

エネルギッシュに活躍している人は

きっと子どもの頃に、自由に

自分を生きる経験をしているのだろうな

と思いました。

 

自分の人生は自分が自由に変えられると

信じているのでしょう。

 

 

 

 

私は、そんなこんなで大人になり

いろんな知識を得て

自分のことは自分でコントロールしたいと

思うようになると、人の影響を受ける状況に

強いストレスを感じるようになりました。

 

 

 

本当に些細なことなのですが

例えば、夫にちょっとした用事を

気軽に頼まれて、小間使いのように扱われると

ものすごく疲れを感じるのです。

 

ほんの些細なことだし

自分でも大したことじゃないという認識で

気にしないで動いていたのですが

「本当の自分」はストレスだったらしく

ものすごく疲れ

めまいまでしてきてしまったのです。

 

 

 

やったことの大変さというよりも

その時の自分の在り方の問題だと思いました。

 

どのような在り方かというと

その時の私は主体的ではなく

人の言ったことに反応していく

受動的な在り方。

 

それだと、人の言うことに振り回されて

自分で自分をコントロールできない状態に

なります。

 

 

 

「それはもう嫌だ!」と、本当の私は

激しく、厳しく言っているのです。

 

「私は常に主体的である。

私は自分の望みの人生を生きる。」と

厳格に言っています。

 

ほんの少しの妥協も許さない。

そんな厳しさを感じました。

 

 

 

その頃、私は

やらなくちゃやらなくちゃの義務生活から

あれしたいこれしたいの欲望生活へ

なかなかシフトチェンジできないでいました。

 

異常な疲れやめまいは

そんな私への強いメッセージでした。

 

人に振り回されている私に

「違う!そうじゃない!そっちじゃない!」

と伝えていたのだと思います。

 

 

それからは、自分を蔑ろにすると

容赦なく体調不良になりました。

 

「これ以上我慢したらダメ!

自分を自由にして、自分主体の

自分の望みを生きる人生にして!」

と言われているようでした。

 

 

 

そんな体からの声

本当の自分からの声を聴き

私は、本気でこのことに向き合い

自分を救っていこうと思ったのでした。

 

 

 

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