心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

やりたいことはほんの小さなことから

 

 

 

ある時、私は、生きていてつまらない

受け身の在り方から

自分の欲望を叶えるために行動するという

能動的な在り方に

生き方を変えようと思いました。

 

 

 

でも、具体的にどうすればいいのだろう?

 

 

 

まず、自分の生活の中から

「嫌なもの、嫌なこと」を排除しました。

 

行動、付き合う人、食べ物、習慣

身の回りのもの、すべてにおいて

「嫌だ」と感じるものはやめました。

 

 

次に、「好き、心地いい」を選びます。

 

食べ物、洋服、身の回りのもの

本、ドラマ、映画、音楽、習慣

付き合う人など、すべてにおいて。

 

 

ここまでは割と簡単にクリアできます。

 

受動的に与えられたものを

選ぶ段階だからです。

 

本やドラマ、映画、音楽など

人の作ったものを楽しむという

受動的な「好き」を選ぶのは簡単です。

 

 

 

そして、次は自分が「やりたい」

と思う行動を選ぶ段階。

ここでつまづいていました。

 

自分のやりたいことがわからず

何がやりたいのか、浮かんでこないのです。

だから、自ら動くことができません。

 

 

 

そんな時、ふと思いました。

 

私は、何か大きなこと、立派なこと

役に立つことをやろうとしている、と。

 

無駄なことはしたくない。

それをしたことによって誰かの役に立ったり

自分の将来にプラスになったり

お金を稼げたりするようなことをしたい。

有意義なことをしたい。

そんな思いです。

 

でも、そうやって

大きなことじゃなきゃ、と思うと

何も浮かびません。

 

それは、純粋な自分の「やりたい」

じゃないのですから。

 

 

 

大きなこと、有意義なことをしたいというのは

エゴの望みです。

自分が評価されたり、得したりしたいのです。

 

だから、本当の自分のやりたいことが

エゴ的に無意味だと判断されたら

意識に昇る前に却下されるのでしょう。

 

それが結果的に「浮かばない」

ということになるのです。

 

 

 

大きなことをしようとすると

何も浮かばないし

最初の一歩がなかなか出せません。

 

だから、始めは

ほんの小さなことでいいのかもしれない

と思いました。

 

それをやったからといって何になるの?

だから何?というような

小さな「これしてみたい、これしてみよう」

をしていくことが大切なのです。

 

小さな行動、小さな冒険が

自分をワクワクと活性化させます。

 

 

 

そして「好きなこと、やりたいこと」に

こだわる必要もないのだと思いました。

 

これやってみたらどうなるんだろう?と

ちょっと興味が湧いたことや

これやったことないな、という

新しいことも行動していくのです。

 

 

 

魂は、たくさんの経験がしたい。

いろんな経験したい。

ルーティンの中だけにいるのは嫌。

やったことないこと、新しいこと

多様なことにチャレンジしてみたい。

 

それがやりたくて生きています。

 

その経験によって何も得なくても

失敗しても、嫌なことになっても

それを経験することがしてみたいことだから

それで構わないのです。

 

 

 

 

私は、安全で快適なだけでは

魂は満足しないということが

よくわかりました。

 

安全で快適なことを喜んでいるのは

エゴなのです。

 

だから私は、安全で快適な毎日なのに

充実感がなくて「なんだかなー」と

なったのです。

 

それは、ワクワクしない、

魂がスキップしない、という感じ。

 

 

 

魂は、やったことないことをして

いろんな経験をしたいのだと

はっきりわかりました。

 

こうして生きているのは

経験することが目的なのだな、と

思いました。

 

 

 

このようなことは、ずっと前から

情報として私に入ってきてはいました。

 

でも、自分の自信のなさや不安、恐怖が

行動にブレーキをかけていて

スルーしていたのでした。

 

自分の内面が育っていないと

このようなことを実行するのは

無理なのです。

 

自分の願い、

自分の魂の望みを叶えてあげたい。

そう思っても、自分の内面に

不安や恐怖が渦巻いているようでは

難しいです。

 

 

 

 

だから、まずは自分と向き合って

自分を癒してあげることが先なのです。

 

「イキイキと生きたい。

人生を充実させたい。」と思うなら

自分を許して、癒して

大切にできるようになってからです。

 

そうでなければ

何の足しにもならないようなことをすることが

自分の願いだったとしても

それを自分に許してあげられません。

 

自分に、本当にやりたいことを

許してあげられないと

「やりたいことが浮かばない」という

状態になるでしょう。

 

 

 

 

 

私は、何年もかけて自分の心を育てて

ようやく、本当に、自分の望みを

叶えてあげたいと思えるようになりました。

 

少しずつ、一歩ずつ、これからも

自分の望みを叶えていきたいと思います。

 

 

 

小さなこと

何にもならないこと

くだらないこと

得しないこと

成果を期待できないこと

誰にも誉められないこと

 

そんな小さな「やりたい」を

楽しんでいきたいです。

 

 

 

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