心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

アダルトチルドレンは自分が嫌い

アダルトチルドレン

その多くが自分のことが嫌いです。

自分を許せないと思っています。

 

私も心理カウンセリングを通して

自分を振り返り

自分の狡さなどが明るみになると

本当に自分が嫌になりました。

 

母親に向かっていた怒りは

自分へと向き、自分を激しく罵りました。

「こんなダメでどうしようもない人間

この世からいなくなればいいのに」と

本気で自分を憎みました。

 

自己嫌悪、自己否定、自己虐待の

最たる状態だったと思います。

 

アダルトチルドレンは元々

自分を客観視することが苦手で

自分に対して

非現実な厳しい評価、要求をしています。

 

学校で一番じゃないからダメ!とか

モデル並みにキレイじゃないからダメ!とか。

100点じゃなきゃダメだと思うのですね。

自分に厳しすぎるのです。

 

私も「私なんか母親として0点だ!

妻としても主婦としても0点だ!

人間としても0点なんだ!」と

自分を厳しく糾弾していました。

 

でもその時、1ミリだけ残っていた

自分を擁護する声が言ったのです。

 

 

「本当に私は0点なの?」

 

 

0点って本当に何もないってこと。

なーんにもないってこと。

全くないってこと。

 

 

「私が0点って本当なの?それ真実なの?」

 

 

私は、自分を嫌いな感情を

いったん横に置いて

自分のことを客観的に検証してみました。

 

 

 

私は、子どもを怒る時もあるし

望みを叶えてあげられない時もあるし

母親として相応しくない行動を取る時もある。

でも、

みんなで笑ってご飯を食べることもあるし

学校に対して子どもの代弁者にもなるし

子どもを優しく抱きしめることもある。

 

私は、ご飯を作るのが苦手だし

家事もめんどくさくて手抜きだし

夫のことは少々ほったらかしだけど

でも、そうは言っても

食事は手抜きながらなんとか見繕っているし

洗濯、掃除は最低限やっているし

夫とはとりあえずまだ離婚していない。

 

私は人として、臆病で弱くて狡くて

意地悪で冷酷無慈悲なのは認めるけど

同時に

優しさや人を知ろうとする寛容さ

小鳥や空を愛する感性も持っている。

 

 

 

こう考えてみると、私は少なくとも

0点ではないということがわかります。

「0じゃない。何にもないわけじゃないな」

と気づきました。

 

100点じゃないけど0点でもない。

50点あたりを上がったり下がったり

している感じ。

そこそこ、まあまあ、という感じ。

 

死ななきゃいけないほど

絶望的にひどい人間でもなかったのです。

 

そう認識できたら

私は少しホッとして

落ち着きを取り戻しました。

 

そして、自分と向き合う旅を

また続けることができたのです。

 

 

*〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜*

 

 

自分のことが嫌いな方。

自分に対するその評価

それは本当に真実でしょうか?

現実的に、客観的に

検証してみてください♡

 

 

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