心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

小さなことを積み上げる

ある日のこと。 私は 自分のためにご飯を炊いて おみそ汁を作って ナスの浅漬けをつけました。 そして、それをひとりで食べました。 体の真ん中から、滋養がじわっと 染み渡っていくのがわかります。 体が心底ホッとして 満たされていきます。 「ああ、幸せ……

自分にバツをつけたのは自分

誘導されて自分の心の奥底に 入っていく瞑想をすると よく「小さなわたし」に会います。 一番はじめに「小さなわたし」を見た時 小さなわたしは5歳くらいで 赤いワンピースを着ていました。 その5歳の女の子が なぜ私だとわかるのかわかりませんが なんと…

自分の中の別人格

私は瞑想をするのが 毎日の日課になっています。 普段は、ただ呼吸に集中して 自分を無にするという瞑想です。 自分の中が落ち着き とても清々しい気分になります。 たまに、CDで誘導される瞑想もするのですが 今日は、その時に起こったことについて 書いて…

わたしはわたし

例えば、何か 自分がうまくできない という状況があったとする。 他の人はできているのに 自分はうまくできない。 そんな自分が惨めになって 敗北感、屈辱感でいっぱいになってしまう なんてことがある。 そんな時は 意識の焦点を合わせるところを 間違えて…

自分を大切にしないと人から大切にされないのはなぜか

アダルトチルドレンにありがちなことですが 私は昔からなんでも人を優先してきました。 羊羹を切り分けて、みんなで食べる時は 率先して端っこを自分が取りました。 カフェに入ったら 奥のゆったりした席は人に勧めて 自分は手前の下座に座りました。 みんな…

心の中に住まわせた早く早くと急かす母親

私は、のんびり気質なのですが たぶんこれは生まれ持ったもの なのではないかと思います。 子どもの頃からなんでもスローペースで ごはんを食べるのも遅いし 歩くのも遅いし きっと動作も遅いのでしょう。 それは今でもそうです。 この間、道を歩いている時 …

偽りの幸せ

世の中、周りを見渡すと みんな頑張って生きていて みんな幸せになりたいように見えます。 もちろん私もそうです。 でも、幸せとは 何か成果を上げることでも 成績が良くなることでも お金を稼ぐことでも 高級品を身につけることでも 人から認められることで…

みんな虫を踏んでいる

その時、私は病院の待合室で 会計を待っていました。 ふと見ると、私の足元の少し先に てんとう虫のような小さな虫が トコトコと歩いていました。 私は、なんの気なしに その虫をぼーっと見つめていました。 しばらく経つと会計で誰か呼ばれました。 ひとり…

怖いものがいっぱい

私には怖いものがたくさんありました。 家の外、新幹線、特急電車、飛行機 何かの種や模様などのぶつぶつしたもの 孤独であること… 一番具合の悪い時は 大好きな美容室やダンスレッスンなど 一定時間拘束されるものも怖くなりました。 大丈夫、何も起こらな…

昔のしんどそうな自分

以前はよく、友達と話している時 「あれ?私ってしんどそうだな」 と思うことがありました。 それは、例えば 誰も気にしていないようなことに 私ひとりが引っかかっていたり みんなは平気そうにしているのに 私だけ緊張し過ぎて具合悪くなったり みんなはで…

母は悲しい人

心を癒す心理療法のひとつに エンプティチェア(空の椅子)という 技法があります。 これは、投影の原理を 応用したものだそうですが 私もやったことがあります。 とても不思議な、というか びっくりな体験でした。 この技法は、その人(クライエント)にと…

ただ楽しいだけ

以前、悩みの多い子育て真っ最中だった時 ある本を読みました。 「子どもを信じること」著 田中茂樹 そこに載っていたのが アイスクリーム療法です。 とてもユニークでびっくりな療法。 でも子どもを元気にする素敵な療法です。 やり方は簡単で まず、家の冷…

お母さん、ごめんなさい

以前、「お母さんに手紙を書く」 というワークをしたことがあります。 実際に母に読んでもらうわけではなく 誰に見せるわけでもなく 本当にただ、書くだけです。 誰にも見せるわけじゃないので 何を書いてもよく、自分では 「どんな罵詈雑言だらけになるだろ…

お母さんを許せない。それでいいよ。

アダルトチルドレンの回復には、まず 自分の過去に何が起こったのか 自分の家族はどんな家族だったのか 事実を理解し 問題を認識することが必要です。 そして、トラウマについて語っていき 親に対する本当の気持ちを吐き出します。 言葉にして語っているうち…

「助けて」と「愛してる」は同じ

「助けて」と言った人は死なない。 そうお話してくださった方がいました。 車椅子カウンセラーの長谷川泰三さんです。 長谷川さんは事故で車椅子生活となり 何度も自殺未遂を繰り返していたそうです。 その後、立ち直り「命のカウンセリング」 「車イスが教…

好きに生きると健康になる

私はずっと肌の湿疹に悩まされてきました。 アトピーではなかったけれど、肌が敏感で アレルギー反応を起こすものが たくさんありました。 化粧品、シャンプー、石鹸は 市販のものが使えず 皮膚科に出してもらっていました。 他にも、金属、光、温度、ホコリ…

「正しい」は凶器

私はその昔 正しいことは良いことだと思っていました。 自分は常に 正しい行いをしようと心がけていました。 だから、人に対しても 正論や真実を突きつけていたように思います。 「だってそうでしょ。 私、間違ったこと言ってないよね」 という具合に。 でも…

一回失ってみるといい

よく、感謝しましょうと言われますが そう思おうとしても なかなか難しいことかもしれません。 けれど、一回失ってみる あるいは失った想像をしてみると 感謝は自然と湧いてくるものです。 私には子どもが二人いますが 二人共に発達障害があり 二人共、中学…

本当のことを言おう

アダルトチルドレンは 本音を言うことが苦手です。 親を喜ばせようとするのが基本設定なので 自分の本音なんて言えるはずがありません。 天真爛漫になれるはずがありません。 人の喜びを優先する生き方が 自動操縦で身についているので 自分の本音が、もはや…

緊張してる時は動作をゆっくり丁寧に

毎日同じことの繰り返しの日常 あるいはバタバタと忙しい日常 そんな中では やらなければならないことは さっさとやって終わらせよう としてしまうものです。 そんな時、頭の中では 「あれやって、次これやって」と いろいろ考えています。 効率よくやりたい…

自分の良い所、悪い所

この世の中は、プラスとマイナスが セットになっていると言われています。 ある物、ある出来事、ある人の中に プラス面とマイナス面が 両方あるということです。 この靴はオシャレだけど履きづらい 入試に失敗したけど そのおかげで今の仲間に会えた あの人…

理想の子ども、理想のお母さん

アダルトチルドレン気質な親は 自分の子どもに理想の子どもになることを 押しつけがちです。 それは非現実的に高い理想です。 子どもが、親が考えるその非現実的に高い 理想の子どもになれてない部分があると そこを日常的に注意、非難され 減点され続けます…

我慢や無理をすると怖れが溜まる

アダルトチルドレンは リラックスすることが苦手です。 子どもの頃 安心してくつろげる環境にいなかったのだから リラックスできないのは当たり前です。 アダルトチルドレンの子どもの頃の日常は いつ自分の身に危険が及ぶかわからない 緊張状態なのです。 …