心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

アダルトチルドレン

なんでこんな設定にしたのかな?

ぼんやりと考えごとをしている時 ふと思いました。 私は、子どもの頃、母から 愛とは逆のものをたくさんもらっていたな、と。 受容ではなく否定を 寛容ではなく不寛容を 自由ではなく束縛を 許すのではなく許さないことを 温かい眼差しではなく冷たい目を 優…

認められたいという飢餓感

春のこの季節になると 友達や知人のお子さんが どこの学校に入ったとか どこに就職したとかいう話が 耳に入ってきます。 そういう話題に登るのは大抵優秀な子で 良い大学や一流企業などに入ったという話です。 私は、そういう話を聞くと いいなぁ、羨ましい…

自分のクッションを買った

去年、自分専用のソファを買いました。 そして先日、そのソファに 自分専用のクッションを買いました。 自分の椅子があるというのは いいものです。 自分の椅子、自分のソファは 自分の席。 それは自分の居場所なのです。 私は、この人生で、いつも なんとな…

インナーチャイルドとのつながり

今日は久しぶりにインナーチャイルドと コミュニケーションを取りました。 ゆったりとソファに座って 目を閉じて、深呼吸を数回します。 落ち着いた雰囲気の部屋に キレイなソファが置いてあるのを イメージして、自分はその部屋にいます。 ドアに向かって …

恐怖の正体

私はとても怖がりでした。 いつも私の中の小さな女の子が 怖くて怖くてガタガタと震えている そんな感じでした。 夜中に、なんかわからないけど 不安で怖くて目が覚めるということも よくありました。 私は何がそんなに怖いのだろう? と不思議に思って 自分…

自分に価値があると認めない理由

私は、ずっと長いこと 自分には価値がないと思っていました。 どんなに「人は存在するだけで価値はある」 と言われても、信じられませんでした。 「そんなわけあるか!」と思っていました。 頭ではわかる気がする… でも、腹ではそれを腑に落とすことは なか…

母の問題対処法は頑張る、無理する、我慢する

先日、久しぶりに帰省して母に会って 感じたことがあります。 母の問題の対処の仕方は 「もっと頑張る」「無理をする」 「我慢する」なんだなってこと。 私の子どもには発達障害があって 聴覚過敏など いろいろな感覚の特性があります。 その中に「金属音が…

久しぶりに母に責められる

先日、久しぶりに実家に帰省しました。 その初日 やたらと母から責められる場面があって モヤモヤしてその夜は眠れませんでした。 基本的に母は、私の周りで起こる悪いことは 私のせいだと思っています。 だから「あんたが悪い。あんたがそうだから」 と責め…

家族はめんどくさい

家族とは本当にめんどくさいものです。 それぞれに違う人間が寄り集まって 問題ばかり起こる。 お互いにわかり合えない。 話し合いにならない。 感情に任せて 主観ばかりを主張する者同士の集まり。 本当に疲れます。 殺人事件も家庭内で起こるのが 一番多い…

ひきこもりを生きる

私は、家族相談士という 資格を持っているのですが 資格更新のためには一定時間以上の 研修を受けなければいけません。 その研修で、先日 「ひきこもり支援」について学びました。 今日は、その学びの中で 心に残ったことを記しておこうと思います。 * 〜 …

やりたいことを自分に聞いてやる

仕事のある日は特にそうだし 仕事のない日も意識しないでいると ついそうなってしまうのが やらなければならないことをこなして 一日が終わってしまうこと。 ずっとそういう生き方をしてきました。 これをやらなければ あれをやらなければ これをやっておか…

未熟な親は存在し続ける

テレビなどで いろんな情報を得るところによると 世の中には、未熟な親がいるものです。 未熟な親は、子どもをきちんと守れず 寄り添うこともできず、子どもを傷つけ 孤独なまま社会に放り出します。 きちんと育ててもらえないまま 社会に放り出された元子ど…

他人軸に戻ってしまう時

AC(アダルトチルドレン)は 人の顔色が気になって 何でも人が喜ぶようにと選択してしまいます。 自分の希望や欲望は二の次で 後回しで、なんなら無視で 人の期待に応えることを最優先します。 自分に軸などなく、究極の他人軸です。 いくら世間で「自分を優…

自分自身を生きなければ幸せにはなれない

最近よくテレビで、「宗教二世」の人や 「きょうだい」の人を見ます。 その人たちを見ていて感じたのは 宗教二世ときょうだいとACは 根っこは同じということです。 宗教二世は、親が新興宗教に傾倒していて 子どもの自分も強制的に入信させられた人。 宗教の…

目の前の大嫌いな人

先日、ある人と出会いました。 その人はもう成人した女性なのですが 今でも母親に支配されていて 彼女のすべてのことは母親が決めます。 毎日着る洋服も 成人した今も母親が選ぶというのですから その重症度が伺えます。 彼女は自分のことが自分で決められず…

私はひとりぼっちという傷

誰かの何気ない言葉にモヤモヤしたり 落ち込んだりすることがあります。 私の場合、その言葉が 「私はできてない」と感じさせると 猛烈にモヤモヤしました。 もちろん「できてない」なんて 言われていません。 誰にも否定されていません。 私の仕事を上司が…

ハートに刺さった針

もう数年も前のことですが 私は、ある時イメージの中で 自分の胸の辺りにあるハートに 意識を向けてみました。 すると、そこにあるハートは なんとなくギザギザして チクチクと痛むのを感じました。 私のハートは傷ついているみたいだ と思いました。 そのま…

本音を話さない家族

今年のお正月も実家には帰りませんでした。 コロナの世界になってから 3年間帰っていません。 始めの1〜2年は 本当に両親への感染を防ぐために 帰らなかったのですが 去年、今年あたりはコロナのせいにして めんどくさいから帰りませんでした。 私にとっ…

今が最速

今年、仕事を始められて やっと自分のやりたいことをやっている という感覚になれました。 こうなるまでに 54年もかかってしまいました。 私は今、54歳。 もっと早くこうなりたかった。 せめてあと10年若かったらよかったのに。 そうしたら、やりたい…

ACは「褒められたい」が強烈

仕事でうまくできないことがあったり やったことを少し直されたりと なんだか冴えない自分に モヤモヤしていた。 モヤモヤモヤモヤ… なんだろ?これは。 私の中で 「自分はできない。自分はダメだ」が 頭をもたげてくる。 この思い、本当に不快だ。 「自分は…

すべては自分で選んでいい

自発的に、能動的に行動すると その後の体は軽くなるようです。 スッと体が動くようになります。 自分で「こうしよう」と思ったことを 実際に行動に移したり やりたくないことをやらないという 選択権を自分に与えることで 自分の思った通りに自分を動かせる…

受け身から能動的へ

以前の私は 自分の嫌なことはほとんどしないし 自分を心地よくしたり 食べたいと思うものを食べたり 読書や映画鑑賞など好きなことをして 毎日を快適に過ごしていたけれど 心の隅に「なんだかなー」という思いが いつもこびりついていました。 一日がいつも…

母を憎む気持ち

私は毒親育ちなのだけど 母を許せるだろうか? 母の人生は過酷だった。 育ちも、環境も、時代も 愛のない中で育った。 母が感じたであろう 不安と恐怖と怒りと孤独。 それが母の中に充満している。 苦しい人生。 母はうまく人を愛せない。 だから、母も愛さ…

優劣の世界を抜け出る

私には強烈な劣等感があり 「自分は劣っている」と信じていました。 兄が優秀だったからなのか 3月生まれでいつもクラスで一番小さくて 遅れていたからなのか 何があったのかは思い出せません。 でも事実、私は何をやってもイマイチで この事実に対する反応…

ドブのように感じたとしてもドブじゃない

昨日の続きの話です。 子どもの頃、性的虐待を受けた人は 自分のことをドブのようだと言いました。 人間の排泄物を処理する下水のドブ。 子どもの頃、ドブのように扱われた人は 自分のことをドブだと思っている。 これは本当なのでしょうか? その人はドブな…

自分には価値がないという思い

私はずっと自分には価値がないと思っていて 自分のことを誇りに思えませんでした。 自分に自信がないからこそ 自分の価値を人に証明しようと 躍起になっていました。 例えば、私は日本人なのですけど そのことを証明しようとは思いません。 それは真実で、当…

恐怖麻痺反射〜体を緩める

私は、子どもの頃 安心できない環境にいました。 いつ自分の身に 危険が降りかかるかわからない そのストレスから身を守るために 私は、身を固めて、呼吸を止めて バリアを作りました。 それは、幼い頃から無意識にです。 体も呼吸もギュッと固める その体の…

母に守られていた

ずいぶん前のことですが 私の結婚が決まって 新居に入居する準備をする時 実家の母と夫の母親である義母のふたりに 手伝ってもらったことがあります。 新居の掃除に始まり 新しい家具、新しい食器や調理器具などが どんどん届き、それを開梱して 食器などは…

困っている人が必要な人

以前の私は 困っている人を見つけては 助けるということをしていました。 困っている人、悩んでいる人 寂しそうな人、辛そうな人を見ると 自分が何かしてあげられないかと思い 気になって仕方なくて 近寄っていったりしていました。 そして、自分にできるこ…

「私は主体的だ」と言う

私は自分のやりたいことをやりたい。 人に振り回されないで 自分の中にしっかり軸を持ち 主体的でいたい。 私は、そう心に決めました。 自分ひとりでいる時はこう思えます。 でも、現実に目の前に人がいると 私は簡単に、あっという間に 人に左右される役割…