心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

久しぶりに母に責められる

 

 

 

先日、久しぶりに実家に帰省しました。

 

その初日

やたらと母から責められる場面があって

モヤモヤしてその夜は眠れませんでした。

 

基本的に母は、私の周りで起こる悪いことは

私のせいだと思っています。

だから「あんたが悪い。あんたがそうだから」

と責めるのです。

 

 

 

母に責められた時、私は

体が固まって緊張して、心の中は

言い訳が渦巻き、防衛でいっぱいでした。

昔の辛かった頃と全く同じです。

 

この心の状態は、心の中が

悲しさ、怒り、焦り、やるせなさ、自己否定

もどかしさ、などでいっぱいで

とても苦しいです。

 

私は、今でも

反射的にこの反応をするのだなと思いました。

 

 

 

こんなふうに自分を責めてくる人が

毎日間近にいた昔の私は

かわいそうだったなと思います。

 

緊張して当たり前。

人が怖くなって当たり前。

自信がなくなって当たり前。

その負担は相当なものだったはずです。

 

自分が悪いのではないと知っている今ですら

緊張して眠れなくなってしまうのですから。

 

 

 

 

 

こんなふうに反応する

負の感情を見つめてみると

私は今でも母に自分のことをわかってほしい

と思っているのだと気づきます。

 

「私だって一生懸命やっている。

大変なのだ。辛いのだ。頑張っているのだ。」

とわかってほしいのです。

 

そして、母にありのままの自分を

愛してほしいと思っているのです。

 

 

 

でも、それは叶わない。

母は変わらない。

母は母の現実を生きています。

 

なのに、私は母に変わってもらいたくて

変えようとしています。

だから悲しいし、苦しいのです。

 

母を変えようとしている限り

この苦しさは続きます。

 

 

 

 

 

だから、私が今やることは

母にわかってもらおうとすることではなくて

自分自身とのつながりを強化すること。

 

「わかってほしい」という

自分の気持ちを抱きしめて

悲しみや怒りを受け入れてあげたいです。

 

そして、自分が本当に自分のことを

わかってあげているのか

ありのままの自分を受け入れてあげているのか

振り返ってみる必要があります。

 

 

 

今回のことは「本当に自分のことを

愛してあげているのか、今一度

振り返りなさい」という

メッセージなのかもしれません。

 

きっと、それができていないのです。

 

自分に、無理や我慢をさせ

自分の声を聞いてあげていないのです。

 

母が私の話をろくに聞かず

共感もしてくれないように。

母が私に無理や我慢を強いるように。

 

母の私への対応は

私の自分自身への対応とイコールなのです。

 

 

 

母にわかってもらいたいと思うのは

他人軸だなぁと思います。

人の気持ちが気になっている。

人の反応に自分が影響を受けている。

 

だから、その他人軸を手放し

矢印を逆にして自分に向けて

自分に集中したい。

 

自分が自分をどれだけ大切にできているか。

自分が自分にどれだけ受け入れられているか。

そこを気にしたいです。

 

人のことはどうでもよくて

自分との関係だけが大切なのです。

 

 

 

 

ちなみに、初日に母に責められ

眠れなくなってしまった私ですが

「このままではいけない。

心の平穏を取り戻さなければ。」と

その時の自分にできることをしようと思いました。

 

つまり、心を開いて自分のままでいること。

 

「母に責められる」などということが

自分に起こるのは自分のコンディションが

よくないからです。

心が平穏な時にはこんなことは起こりません。

 

だから、やることは、怖がらず、防御せず

世界を信頼して心を開いて

ただありのままの自分でいるだけです。

 

私は心の中で

「心を開いて自分のままでいる。

心を開いて自分のままでいる。

心を開いて自分のままでいる。」と

繰り返し繰り返し唱えました。

 

すると、気持ちが落ち着いて

大丈夫という気になって

その後、実家にいる間

母から責められることはありませんでした。

 

 

 

 

常に、大事なのは自分自身でいること。

そして自分を愛することなのだと思いました。

 

 

 

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