心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

自分の成長を振り返る

 

 

 

私は、毎日日記を書いているのですが

数ヶ月前、数年前の

書いたものを読んでみると

自分がいかに変化して

成長しているかがわかります。

 

 

 

始めの頃は

「自分に集中する」「自分を愛する」と

日々頑張っているけれども、今から見ると

本当の自分の闇を知らないので

何でも上辺だけで

なかなか前に進めていませんでした。

 

でも、だんだん自分の依存心や他人軸

さまざまな我欲に気づいていきます。

 

 

 

私は、本当は、自分のことを

無力で空っぽだと自己否定していました。

 

だから、特別な人になりたくて

自分じゃない誰かになりたくて

足掻いていました。

 

 

 

そんな自分に気づき始め

自分をもっと深く見つめてみると

自分の依存した精神構造や無価値感

母との関係に苦しむ自分が見えてきました。

 

自分は無力な溺れる者で

何のために生きているのかわからない。

そんな自分が惨めで悲しかったです。

 

 

 

そんな中、苦しいながらも

「特別な自分」を手放し

ありのままの自分でいようと決めました。

 

すると、途端に無力で無能で

惨めな自分になりました。

 

 

 

 

現実は見るのも辛くなりました。

 

空虚で虚しい現実。

空っぽな自分。

母との関係に傷ついている自分。

保身がすべての自分。

 

そこを掘っていくと

自分の孤独、心細さ、不安に行き着き

怖くて、一歩も動けない心境になりました。

 

そして、もう心底疲れて

何もかもがめんどくさくてどうでもいい

という鬱状態になったのです。

 

この時期は一番辛い時期でした。

 

 

 

しばらく鬱々と過ごしていましたが

何もしないで自分を労っていたら

心は少しずつ変わってくるものです。

 

 

 

私は、自分を縛っていたものを緩めて

「自分を許す」と決めました。

 

ねば、べき、など

自分に圧力をかけない。

自分の快、不快の感じ方を最優先して

我慢したり、ねじ曲げたりしない。

母の観念をひとつひとつ検証して

マインドコントロールを緩めていく。

理想の主婦、理想の母親を手放す。

「こうでなければならない」と

自分を縛らない。

自分を否定すること、責めることは

愚かな行為だと認識する。

 

こんなことを心がけて

私は、自分を救う方向へ

舵を切ることができました。

 

 

 

そうして、自分が今何を感じているのか

快なのか、不快なのかを大切に見ていくと

次第に「今ここにいること」

「ありのまま観ること」

「そのまま感じること」などが

大切なことに気づいていきました。

 

心を開いて、今ここを体験すること。

目の前の現実をありのまま観ること。

自分に起こることを素直に

そのまんま感じること。

 

そうしていればいいのだ、

それが大切なことなのだ、

とわかってきました。

 

「今」「ここ」「ありのまま観る」

「ありのまま感じる」というのは

とてもシンプルですが

それが自分のやることで

答えなのだと思いました。

 

 

 

そうしていくうちに

心は穏やかに落ち着いて

自分は幸せだと

思えるようになってきたのです。

 

 

 

 

こうして振り返って見てみると

自分の真実を知ることは

とてつもなくキツイことなんだと思いました。

 

本当に怖くて、逃げ出したいくらい

嫌なことです。

自分の真実を知ることは。

 

自分の孤独や不安を知ったら

私は絶望して動けなくなりました。

 

 

 

でも、どん底まで降りていくと

次はやっぱりプラスに転じるものです。

 

辛くても、本当の自分を見つめることで

自分を受け入れ、助けることができるのです。

 

不安で動けない自分を「許す」。

私は、これで生き返りました。

 

そこから、自分を緩め、元気づける方向へ

進んでいけるようになったのです。

 

そして「存在の意味」「命の意味」などを

考えるようになりました。

 

どん底で絶望している時に

「自分を許す」と決めた自分を

私は誇りに思います。

 

 

 

こんなふうにして人生の旅は続いていき

これからも私は成長を続けるのでしょう。

 

自分が成長するのは

とても楽しいことです。

 

死ぬまで、これで楽しみたいと思います。

 

 

 

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