心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

インナーチャイルドとのつながり

 

 

 

今日は久しぶりにインナーチャイルド

コミュニケーションを取りました。

 

 

 

 

ゆったりとソファに座って

目を閉じて、深呼吸を数回します。

 

落ち着いた雰囲気の部屋に

キレイなソファが置いてあるのを

イメージして、自分はその部屋にいます。

 

ドアに向かって

「◯◯ちゃん、もしよかったら

この部屋に入ってきてもらえませんか?」

と呼びかけます。

 

ドアが開き、小さな女の子が顔を出し

やがておずおずと部屋に入ってきました。

 

「私の前まで来てもらえますか?」

と近くまで来てもらい

「お話ししてもいいですか?」

と聞きました。

 

女の子がうなづいたので

「何か欲しいものある?」と聞くと

女の子は首を傾げて考える素振りをしました。

 

でも、答えは返ってきません。

 

「何かして欲しいことある?」

と聞いても同じでした。

 

「何かしたいことある?」と聞くと

猫を抱きしめている映像が浮かびましたが

女の子は何も言いませんでした。

 

 

 

 

女の子は、明らかに

いつもと様子が違いました。

 

まだコミュニケーション取り始めの頃は

ぎこちなく、よそよそしかったですが

繰り返し会っているうちに(イメージの中で)

段々と打ち解けていき

機嫌の良い時はニコニコして

飛んだりスキップしたり

くるくる回ったり踊ったりしていて

何か欲しい?など質問すると

「チュッパチャップス食べたい!」

「キラキラしたキレイな鏡が欲しい!」

「抱っこして!」「高い高いして!」など

自分の望みを教えてくれていました。

 

いつもなら、その望みを叶えてあげる

という流れです。

 

でも今日は、首を傾げて

「うーん…」と伏し目がちにしているのです。

 

 

 

 

 

私は、女の子とうまくコミュニケーションが

取れていないことに気づきました。

 

女の子がなんだか寂しそうで

悲しそうなのを感じ取り、女の子から

何かを聞き出そうとすることをやめました。

 

何かを聞き出したいという

こちらの思惑を完全に手放しました。

 

 

 

 

そして、ただ一緒にいようと思いました。

すると、女の子が私の膝の上に乗ってきたので

私は女の子を抱きしめました。

 

不安そうな、寂しそうな女の子を抱きしめ

「ごめんね」「愛してる」

「ごめんね」「愛してる」

「ごめんね」「愛してる」

と言い続けました。

 

 

 

 

思い返してみると、ここしばらく

女の子とは会っていませんでした。

最後に会ってから、もう数年…?

経ってしまったかもしれません。

 

ずいぶんとほったらかしてしまいました。

その間、ずっと

女の子は寂しかったのだと思います。

 

私は「ごめんね」という気持ちと

「愛してる」という気持ちでいっぱいで

女の子を抱きしめ続けました。

 

私が女の子に「愛してる」と言うと

自分の中からキラキラと愛が溢れ出て

涙が滲むほどの感動に包まれました。

 

それは言葉で言い表わすのが難しいほど

素晴らしい時間でした。

 

女の子の心も徐々に緩んできて

本当に幸せな優しいひとときでした。

 

 

 

 

もう今日は、こうして

女の子と一緒にいられたから充分だと思い

「今日は会ってくれてありがとう」

と女の子に言いました。

 

女の子は機嫌は良くなったようでしたが

「まだ帰りたくない」という感じがしたので

もう少し、女の子の気が済むまで

一緒にいようと思いました。

 

女の子は私の膝から降りて隣に座りました。

そして、私と手を繋ぎ

ぴったりとくっついてきました。

 

しばらくそうして座っていると

女の子が「私を忘れないで」と言いました。

 

「私のことを忘れないで。

私のことをいつも思い出していて。」

と言ったのです。

 

 

 

私は「ああ、そうだなぁ。

もう何年もずっと忘れていた。

それが悲しかったんだなぁ。」と思いました。

 

私は、自分の中の小さな女の子が

いつも、いつでも、一緒にいて

悲しんだり、寂しがったり

喜んで飛び跳ねたりしていることを

忘れないでいたいです。

 

何かをする時、何かを選ぶ時

自分の中の小さな女の子が

喜ぶ方を選択したいです。

 

それには、いつでもつながっていることが

大切なのだと思います。

 

 

 

 

私は、女の子のことを

いつでも忘れないと約束しました。

 

すると、女の子は安心して

部屋から出ていきました。

 

 

 

今日は

優しい時間を過ごすことができました。

 

 

 

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