心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

インナーチャイルドの望みを叶える

 

 

私の中には、小さな女の子がいて

インナーチャイルド

その子と良好な関係であることを

心がけています。

 

 

 

 

どのように関係を築くのかというと

イメージの中でです。

 

 

 

ひとりの時に、リラックスして深呼吸して

静かになって目を瞑り

自分が部屋にいて小さな女の子が

部屋の外にいるとイメージします。

 

そして、部屋の外にいる女の子に

「もしよかったら部屋に入ってきて

くれませんか?」と聞いてみます。

 

 

 

インナーチャイルドと繋がれず

まだ関係がうまくできていないと

入ってきてくれない場合もありますが

インナーチャイルドに無理強いは禁物で

必ず、その子の気持ちを優先します。

 

その場合は

その子がこちらを信用してくれるように

こちらの思ってることを伝えて

(「今までごめんね」とか

「あなたの気持ちを聞かせて欲しい」とか

「あなたを大切に思っている」とか)

出てきたくないその子の気持ちを尊重して

終わりにします。

 

関係ができてない場合は

今までほとんど無視してきていて

その子はこちらを信用してなくて

「どうせわかってくれない。

どうせ聞いてくれない」と思っています。

 

なので、今まで全然顧みなかったことや

傷つけてきたことを、まず謝罪するのが

一番始めにやることです。

 

話をするのは、その先の話です。

 

それは、現実の人間関係を想像してみても

わかるでしょう。

ずっと粗末に扱われて傷つけられてきたのに

ある日、突然優しくされて「仲良くしよう」

と言われても、普通

「え、今さら何なの?」と警戒します。

だから、まず謝罪なのです。

 

そして、自分の思っていることを

誠意を持って真摯に伝えます。

 

始め、こちらを拒絶して会ってくれなくても

会ったとしても表情が固くても

誠意を持って関わり続ければ

そのうち表情が柔らかくなってきて

関係は変化していきます。

 

それも、現実の人間関係と同じです。

 

 

 

 

 

 

ドアから女の子が入ってきてくれたら

「あなたとお話がしたいんだけど

お話してもいい?」と聞きます。

 

女の子がうなづいたり、「いいよ」と言ったら

「何かしてほしいことある?」

「何か欲しいものある?」など聞きます。

 

そして、その時女の子が言ったことを

イメージの中でできることはそこでしてあげて

(高い高い、抱っこ、一緒に遊ぶなど)

現実でできることは現実で叶えてあげます。

 

こちらの伝えたいことを伝え

(「今までごめんね」「大好きだよ」

「ずっと守ってあげるからね」など)

「今日はお話してくれてありがとう」と

お礼を言って「またね」とさよならします。

 

 

 

抱きしめてあげたいと思ったら

「抱っこしてもいい?」と必ず聞きます。

こちらの思いだけで勝手に動かないで

女の子の気持ちを尊重することを

忘れないようにします。

 

そこで尊重できないと、結局今までと同じで

「私のことなんて考えてないんだ」と

信用を失うことになります。

 

だから、「とにかく大切に」。

それは、自分のことをどれだけ本気で

大切にできるか、ということに繋がります。

 

 

 

 

 

私の中の小さな女の子も

始めは暗い様子で無表情でした。

 

でも、たくさん謝って

優しく声をかけ続けたら

だんだん表情が緩んで明るくなっていって

今では子どもらしくイキイキしています。

 

 

 

 

 

部屋に入ってくるなり

楽しそうにくるくる回ったり

スキップしたりして

「私は踊ることが大好きなの!」

と言っていました。

 

「何かしてほしいことある?」と聞くと

「私はご機嫌でいたいの」と言いました。

 

「鳥を見ていたい。自由に飛んだり

歌ったりする鳥をずっと見ていたい」

と言ったり

「ふわふわしたあったかい所で寝たい」

と言ったりもしました。

 

 

 

 

欲しいものを聞くと

ニコニコして「あめがほしい」。

「あめ」と言われて、直感で

「ああ、あれだな」とわかります。

 

チュッパチャップスの

ストロベリークリーム。

子どもの頃、ワクワクしながら

なくなっちゃうのがもったいなくて

大事に舐めていた大好物です。

 

 

 

女の子の望みは可能な限り叶えてあげますので

私は、次の日、チュッパチャップスの

ストロベリークリーム味を買ってきて

自分で舐めました。

 

すると、次の朝、目覚めたとき

心がスッキリと軽くなったのを感じたのです。

潜在意識にあった思いを叶えることで

自分は癒されたのだと思いました。

 

だから、例えば女の子が

「ぬいぐるみが欲しい」と言ったとして

今の自分が「いや、いらないなぁ〜」

と思ったとしても

それはやっぱり叶えてあげた方がいいのです。

 

潜在意識ではぬいぐるみが欲しかった。

けれど、我慢したのか、否定されたのか

買ってもらえなかったその思いを

今、叶えてあげることで

自分は満たされ、癒されます。

 

女の子の望みを叶えて満たしてあげることは

自分自身を満たしていくことなのです。

 

 

 

同じことで、女の子を抱きしめると

とても温かい幸せな気分になります。

それは、女の子を抱きしめながら

自分自身のコアな部分を抱きしめられている

と感じるからです。

 

女の子を幸せにすれば

自分自身も幸せを感じて

女の子を大切にすれば

自分自身も大切にされたと感じ

女の子を癒せば

自分自身も癒されます。

 

女の子は自分の一部、

女の子は自分自身なのです。

 

 

 

 

 

だから、インナーチャイルドとの関係は

とても大事です。

 

自分が何か満たされない、

なんだかモヤモヤする、と思ったら

自分の中の小さな子どもに

「何が欲しい?どうしたい?」と

聞いてみるといいかもしれません。

 

自分の中の

小さな子どもを満たしてあげることで

現実の自分も心が穏やかになることがあります。

 

 

 

 

ただ、これはイメージの中の話なので

そんなに都合よくいくのかな?とか

自分で勝手に想像してるだけじゃない?など

疑問に思うかもしれません。

 

始めはうまくイメージできないことも

あるかもしれませんが

諦めずに、自分の中の小さな子をイメージして

優しく声をかけ続けてみてください。

 

始め姿が見えなくても、何回目かで

ひょっこり出てきてくれたりします。

出てきてくれないことに苛立つと

怖がって余計に出てきてくれないでしょう。

 

なので、深追いをせずに、執着せずに

出てきてくれなかったら

「ま、いっか」とあっさり引き下がると

いいと思います。

 

昨日の記事の「受け入れる」と同じで

「出てきてくれないということは

そうしたいんだな」ということなので

それでいいのです。

 

でも、諦めずに、優しく声はかけ続け

「あなたを気にしているよ」という

メッセージは伝えるといいですね。

 

 

 

もし、姿を現してくれたら

それは自分の勝手な想像ではないので

その姿をそのまま受け入れて

関わってあげます。

 

その子の様子をよく見て気遣ってあげます。

すると、その子の表情が

自分の想定外に変わっていったり

自分の想定外のことを言い出したりして

その子が、自分に都合よく

自分が動かしている存在ではないと

腑に落ちる時がくるでしょう。

 

 

 

 

 

インナーチャイルドとの関係が良好になると

現実の自分も心が軽くなったり

穏やかになったりと変化が起こります。

 

傷つき、孤独なインナーチャイルドを愛し

その子の望みを叶えてあげることで

自分の人生も豊かになっていきます。

 

 

 

だから、私は

自分の中の小さな女の子と仲良くして

女の子のリクエストに応えていく。

女の子の望みを叶えていくのです。

 

 

 

f:id:miiko-3:20210729181532j:image