心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

つまんない!遊びたい!

 

 

 

私は、たまにイメージの中で

自分の中にいる子ども、インナーチャイルド

お話をします。

 

 

 

ひとりになれる静かな場所で目を瞑り

深呼吸してリラックスして

イメージの中で

インナーチャイルドに語りかけます。

 

「○○ちゃん、私のいるこの部屋に

入ってきてくれませんか?」

(入ってきたら)

「私とお話してくれませんか?」

「何か言いたいことはない?」

「何か欲しいものはない?」

「今、何がしたい?」

「私にどうして欲しい?」

「抱っこしてもいい?」などなど

 

インナーチャイルド

コミュニケーションを取っています。

 

 

 

 

インナーチャイルドは、心を開いてくれると

いろいろな要求をしてきます。

 

「抱っこ!」「スキップしたい!」

「イチゴのチョコレート食べたい!」

「キラキラな鏡が欲しい!」etc。

 

それが、今の大人の自分は

もう好みではなかったとしても

インナーチャイルドがそう言ったのなら

それをそのまま叶えてあげます。

 

すると、不思議と自分の中が満たされて

穏やかな安心感に包まれます。

 

 

 

 

ある時、同じように

インナーチャイルドとお話していたら

インナーチャイルドが、しきりに

私にこう言うのです。

 

「つまんない!遊びたい!」

 

 

 

その時、私は、母親として、妻として

自分の役割をこなすだけの毎日を

送っていたように思います。

 

ただ、やらなければならないことを

こなしていく毎日。

 

人のために

やらなければならないことをこなすと

もう、自分の好きなことをする時間も

エネルギーも残らないのでした。

 

でも、それが私の仕事だから、

私のやるべきことだから、とそんな毎日を

当たり前のように思っていました。

 

 

 

でも、内なる自分は、それを続けていると

自分が危機的な状態になると

わかっていたのです。

 

喜びのないそんな生活を続けていると

次第に自分のエネルギーは枯渇し

世界は灰色になり

死んだように生きることになります。

 

だからこその本当の自分の声、

「つまんない!遊びたい!」なのです。

 

 

 

 

そう言われた私は

「でも、外は怖い」と言いました。

 

すると、インナーチャイルド

「そんなのウソだよ」と言います。

 

ウソというのは幻想という意味だと思います。

私が怖れているものは幻想で

本当は何をしても大丈夫なんだと

言われた気がしました。

 

 

 

私は、私には遊びが足りないのだなと思い

インナーチャイルドもそう言っていることだし

「じゃあ遊ぼう」と思いました。

 

けれど、私はどうすればいいのか

わかりませんでした。

 

「遊ぶって何?

何をどうすればいいのかわからない。」

と、途方に暮れました。

 

今まで、人のために

または人の目を気にしてしか

自分の行動を選んでこなかったのです。

 

自分のために、ただ遊ぶって

やったことがなかったのです。

 

遊ぶって、仕事でもなくて

勉強でもなくて

誰かのための行動でもなくて

意味があってもなくても

私が楽しくて、心が満たされるようなこと。

 

私が喜ぶこと。

 

 

 

これをしたから何かのためになるわけじゃない

何かを得られるわけじゃない

誰かに褒められるわけじゃない

何か成果として残るわけじゃない

何にもならないし

意味もないかもしれないけど

それでも、それが楽しくて

やっていると自分が喜ぶこと。

 

そういう、本当の遊び、ただの遊びを

固定概念を外して

探してみようと思いました。

 

「私が喜ぶ遊びは何かな?」

 

そういう意識を持ったら

人生がワクワクと楽しくなってきました。

 

 

 

人間は遊びがないと

死んじゃう生き物なのかもしれませんね。

 

 

 

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