心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

自分の価値観で生きる

 

 

 

昔の日記から。

 

 

*  〜  *  〜  *

 

 

私にとって、良いものは

母が喜ぶもの。

 

母が、普通じゃ喜ばない。

ありきたりじゃ喜ばない。

特別じゃないと喜ばない。

 

母が喜ばないものは価値がない。

 

人とは違う

特別な存在であることが大事。

優れていないと

この世に存在する意味がない。

 

こんなふうに心の底で思ってる。

心は子どもの頃のまま。

 

 

 

だから、私はいつでも

すごい人を目指していた。

 

だから、私は

専業主婦である自分に

罪悪感を持ち、責めていた。

 

だから、私は

今のありのままの自分じゃ足りないと

自分を受け入れられなかった。

 

自分は全然ダメだと思った。

そんな自分を嫌った。

 

全部「母に褒められないから」という理由。

 

 

 

 

 

今までずっと、何十年も

母を喜ばそうと生きてきた。

 

 

「お母さんに喜んでもらいたかったんだね。

笑ってほしかったんだね。

私を好きになってもらいたかったんだね。

よくがんばったね。

今まで、人のためによくがんばったよ。

えらいよ。よくやったよ。」

 

私の中に生き続ける

満たされない子どもの私に

大人の私が声をかける。

 

 

 

 

もう母の顔色を気にしなくていい。

人の喜ぶことをしなくていい。

もう、やらなくていい。

 

母は母。

母の価値観は母の価値観。

私とは何ら関係がない。

 

だから、母が喜ばなくても

母が顔をしかめても

母が文句を言っても

私には関係ない。

 

 

 

「お母さんは自分の心がざわざわして

満たされなくて、イライラして

子どもが褒められたら良い気分になるから

褒められる子どもになって欲しかったんだよ。

自分の自尊心が満たされるから。

ただそれだけ。

褒められなきゃいけないなんて事実はない。

 

お母さんは、子どもに

自分を満たしてもらおうとしていたんだよ。

でもうまくいかなくて

もともとあったイライラが

余計にもっとイライラして、このイライラは

子どものせいだ!と思ってしまった。

 

本当は自分の心の問題なのにね。

本当はお母さんが自分自身のことを

嫌いだからなのにね。

だけど、お母さんは弱い人だから

自分の悲鳴を聞くことができない。

自分の悲鳴が聞こえない人は

子どもの悲鳴も聞くことができない。

 

お母さんはそういう人なんだよ。

そして、あなたが思い込んでしまったことは

全部幻想なんだよ。」

 

私は子どもの自分と対話する。

 

 

 

 

 

私も、母も、祖母も、祖母の母も

みんな「自分には価値がない」

と勘違いしていた。

 

本当に、勘違いだったのに。

本当は、そのままの自分で良かったのに。

 

 

 

 

 

私は、これからゆっくりと

周りを見渡し、何を見て、どう思うか

自分の声を聞いていきたい。

 

 

私の価値観は、私だけのもの。

 

 

私は、自分の価値観で生きていく。

今、私という人間が本当に生まれた。

自分の価値観で、自分の人生を歩いていく。

 

スタートのときだ。

 

 

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