心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

恐怖麻痺反射〜体を緩める

 

 

 

私は、子どもの頃

安心できない環境にいました。

 

いつ自分の身に

危険が降りかかるかわからない

そのストレスから身を守るために

私は、身を固めて、呼吸を止めて

バリアを作りました。

 

それは、幼い頃から無意識にです。

 

 

 

体も呼吸もギュッと固める

その体の状態がずっと続いていて

幼い頃はそれで身を守っていたのだけど

大人になった今は

私の心身を不調にしていました。

 

 

さまざまな恐怖症

外の世界や未来への不安と恐怖

臆病で一歩が踏み出せない

エネルギーの枯渇

めまい、不眠、肩こり、目の疲れ

歯ぎしり、胃痛、などなど。

 

 

 

身を固めることも、呼吸を止めることも

幼い頃に身につけた無意識の癖なので

大人になってもそのまま残って

私を苦しめていました。

 

怖いから体を固めたのだけど

今となっては、体を固めているから怖い

という状況。

 

 

私を救うためには

体からのアプローチも必要だと思いました。

 

そんな時、出会ったのが

「人間脳を育てる」(著 灰谷孝)

という本です。

 

 

 

 

その本を読んで

「私は恐怖麻痺反射ではないか?」

と思いました。

 

やはり、胎児の頃、子どもの頃

安心できない環境にいると

子どもはストレスから身を守るために

体の背面をギュッと固め

呼吸を止める反射が起きるそうです。

 

亀が硬い甲羅に手足を引っ込めて

身を守るように

体の背中側を固めるのです。

 

そうして身を守っていても

それをずっと続けていると

心身に不調をきたしてきます。

 

 

 

恐怖麻痺反射を統合するには

体の背面をとにかく緩めることだそうです。

 

体をゆらゆら揺らす

肩甲骨を動かす

腹ばいで深呼吸する

ふくらはぎを触る(揉まない)

ゆう泉という足のツボを押す、などなど。

 

 

 

そして、恐怖麻痺反射のある人は

呼吸を止める癖があるので

呼吸は深くゆっくりとすることを意識します。

 

吸ってから止めているので

特に吐く方を意識する。

 

うまく息が吐けないと

エネルギーが頭に上がって

ぐるぐると思考に偏り(考えすぎ)

強迫的になるそうです。

 

呼吸が浅いと

精神は強迫的になるのです。

 

息を吐く練習としては

オモチャのピロピロ、風船を膨らます

ティッシュを下から吹いて飛ばす

などがあります。

 

 

詳しくは「人間脳を育てる」を

読んでみていただければと思います。

 

 

 

やっぱり、体を緩めることや

呼吸を深くすることは

心身の健康のためには

とても大切なことなのですね。

 

体が緩められるようになると

いろいろなことが芋づる式に

良くなるのではと思いました。

 

 

 

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