心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

呼吸を止める癖

 

 

 

私は、呼吸を止める癖があります。

息を吸ったあとに止めているようです。

 

 

 

いつの頃からなのか…

きっと子どもの頃は

もうそうしていたのでしょう。

 

自分以外の人がいるところ

緊張する場面

「やらなくちゃ」と動いている時

忙しい時

ぐるぐると考え込んでいる時

そのほか、ふと気づくと

「あ、今呼吸してなかった!」

ということがよくあります。

 

呼吸を止めているのです。

苦しくなるとちょっとだけ吸う。

そしてまた苦しくなると

ちょっとだけ吐く、というのを繰り返し

呼吸を止めながら、浅く呼吸しています。

 

これが私の平常時でした。

 

 

 

こんな呼吸の仕方をしていたら

当然、体に良いわけはなく

私はいつも緊張して、心はざわざわ

頭痛、吐き気、めまいなどの

体調不良に見舞われていました。

 

こんな呼吸だと体に酸素が足りなくて

体力がなく、いつも人よりもすぐに

疲れて、バテていました。

 

 

 

「私って、息止めてる!」と

ある時気づいてから

自分の呼吸を意識してみると

本当に、気づくと止めている

という感じでした。

 

もう、そういう癖になっているのです。

 

 

 

きっと、子どもの頃

怖い親の顔色を伺ってビクビクしていたので

いつでも不測の事態に対応できるように

常に緊張して身構えていたからだと思います。

 

イメージでいうと、私は亀のように

固い甲羅に首も手足も引っ込めて

息を殺して身を潜めていたのです。

 

よく映画で観る

恐ろしいものに追われていて

身を潜めているシーン。

 

ああいうシーンでは、呼吸は深くできなくて

本当に危険な場面では

呼吸は止めていると思います。

 

そんな感じの日常を過ごしていたので

自分を身の危険から守るために

呼吸を浅くして、なんなら息は止めておく

という選択を自分でしたのでしょう。

 

そうして、サバイバルしてきたのです。

 

 

 

 

けれど、その代償はとても大きなもので

自分の健康や心の平穏は

それをしていたら得られません。

 

呼吸を止めていたらリラックスできない。

リラックスできないと

様々な不調、誤作動の原因になります。

 

リラックスできないということは

様々な病気の原因でもあるし

(心、体、両方の病気に悪影響を与える)

 

インスピレーションを得られなくなって

人生を良い展開にできなくなるし

幸せを感じることも難しくなり

 

スポーツやダンス、芸術など

パフォーマンスにも影響します。

 

リラックスすることは

すべてにおいて

とても大切なことなのです。

 

そして、リラックスするには

呼吸をゆっくり深くすることです。

 

 

 

 

私は、ジャズダンスを習っているのですが

先生はよく「呼吸は本当に大事!」

と言います。

 

踊っている時に呼吸をしていない人が

やっぱりいるみたいで

呼吸をちゃんとしてる人と比べると

伸びやかさやエネルギーの感じさせ方など

明らかに違うと言うのです。

 

きっと、呼吸をしていないと

縮こまって堅苦しく楽しそうでなく

呼吸をしていると

伸びやかでエネルギッシュで

楽しそうで美しいのでしょう。

 

どちらが人を感動させるかと考えると

それはやはり後者です。

 

これはダンスに限らず

歌でも楽器でもスポーツでも絵画でも

講演でも料理でも、その他なんでも

呼吸はパフォーマンスに影響するのだと思います。

 

 

 

そういうパフォーマンスだけでなく

スタミナの点でも

呼吸をしているか、していないかは

大きな違いを生むようです。

 

当たり前の話ですが、ダンスの先生が

生徒に同じことをやらせても

呼吸をしている人は楽そうにやり

呼吸をしていない人は

終わった後、ゼーゼーハーハー

疲労困憊という感じになるそうです。

 

きちんと呼吸していないということは

体に酸素が行き渡らないので

そうなるのは当然でしょう。

 

 

 

 

 

私は、緊張しているから呼吸を止めていて

呼吸を止めているから緊張を緩められません。

 

緊張と呼吸は

卵が先か、鶏が先か、みたいな関係。

お互いに影響を与え合う関係です。

 

だから、つい

緊張して呼吸を止めてしまうけれど

そのことに気づいたのなら

意識して呼吸をゆっくり

深くしようと思いました。

 

そうして、呼吸を意識して

ゆっくり深くしていると

心は穏やかにいい感じになります。

 

 

 

 

 

緊張して呼吸が浅くなったり

息を止めていると、とても疲れます。

 

なので、なるべく呼吸はゆっくり、深く。

 

瞑想で呼吸に集中したり

気づいた時に、一旦立ち止まって

ゆっくり深呼吸したり

日頃から心がけています。

 

特に「吐くこと」に意識を向けて。

 

 

 

 

忙しい時ほど呼吸に意識を向けて

深く呼吸をしようと思います。

 

 

 

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