心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

メルカリは壮大なお店屋さんごっこ

 

 

 

2年前、コロナで自粛していた頃

メルカリを始めました。

 

 

 

家にずっといると自分の不用品が気になり

どうにかしたいけれど

売りに行くのも、フリマをやるのも

メルカリなどでネットで売るのも

どれもめんどくさいなぁ〜

と、思っていたのですが

 

自分のものは自分のペースで

自分で売ろうと一念発起して

やってみることにしたのです。

 

大袈裟ですが

自分の人生は自分で動かしたい!

と思ったからです。

 

 

 

 

 

メルカリに初出品した時は

とってもワクワクしました!

 

自分の好きな時に

好きなものを売ることができる。

主体的でいられる。

 

自分で

自分の人生を動かしているような感じがして

とても体が軽くなりました。

 

「なんだかめんどくさくて動くのが億劫だ」

ということがなくなっていました。

 

主体性を持つというのは

こんなに力を与えるものなのか、と

驚きました。

 

やっぱり人は、自分で考え、選んで

決めて、動く、ということが

大切なのだなと思いました。

 

 

 

 

 

そんな感じでメルカリを始めてみて

メルカリは意外とクリエイティブなことに

気づきました。

 

商品を魅力的に見せる写真を撮ることや

分かりやすく興味を引く文章を書くこと

出品するタイミングや価格のつけ方

値下げのタイミング、値下げ額、など

自分なりに工夫することがいっぱいあります。

 

そんなことを一生懸命やっていたら

夢中になって「すっごい楽しい!」

と思いました。

 

 

 

メルカリは、意外なものが高く売れたりして

ものを売ることも楽しいし

出品に対して反応があるのも楽しいし

購入者との何気ないやりとりも楽しいし

お金が入ることも楽しいです。

 

 

 

もうひとつ

ものに活躍の場を与えられることも

嬉しくて楽しいのだということにも

気づきました。

 

自分が持っていても忘れられて

出番のなかったものに

もう一度、活躍できる場を与えられる。

 

それは、ものを救うことになります。

人助けならぬもの助けです。

 

私は、メルカリをやっていて、まるで

保護猫の里親さんを探しているようだと

感じました。

 

保護猫の里親さん探しは

何回かやったことがあるのですが

その子猫が幸せになるように

ちゃんと育ててくれる人を見極めて

子猫を託していました。

 

 

 

メルカリでも、私が不用だと出品したものを

気に入って購入してくれる人だと

とても嬉しくて、ものに対して

「良かったね。また輝けるよ。」と

声をかけたくなりました。

 

商品が届いたあと、購入者さんから

「とても素敵なお品物で気に入りました」

などとメッセージをいただくと

ものも喜んでいるだろうと

本当に嬉しくなりました。

 

 

ものにも魂があると言われています。

 

だから、きっと、ものが

自分を喜んで使ってくれる人を

引き寄せるのではないかと思いました。

 

私がちゃんと工夫して出品して

適正な価格をつければ

ものは自分を使ってくれる人と

出会える気がしました。

 

私が、売ることに執着したり

儲けようとしたり

焦ったり、心配したりしないで

やるべきことをやったら

気楽に、その時を待てばいい。

 

楽しんでいればいいのです。

 

 

 

メルカリは、壮大なお店屋さんごっこ

お店屋さんごっこをして

遊んでいるから楽しいのです。

 

 

 

 

メルカリを始めてから2年経った今

家にはもう出品するものがなく

落ち着いてしまっています。

 

自分で何かを作り出して

それを売れる人が羨ましいです。

 

私も何かないか?と思ったのですが

考えてもありませんでした。

(不器用なので創作が苦手)

 

 

 

楽しかったなぁ〜という

私の壮大なお店屋さんごっこの話でした。

 

 

 

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