心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

「快」を集める

 

 

 

自分の中のエネルギーがなくなって

何もやる気になれなくて

無気力になるのは

自分が我慢や無理をしているからだ。

 

 

 

「ねば、べき」という思考の癖から

自分の気持ちを偽って

自分を縛り、お尻を叩いて

自分のエゴに従わせているから。

 

自分の感じる「快」「不快」を無視して

または、捻じ曲げているから。

 

ジャッジ、判断、決めつけをして

自分を裁いているから。

 

 

 

 

無気力になるのは、自分が

「もう嫌だよ。こんな生き方苦しいよ。」

と言っているのだ。

 

 

 

 

エゴは、いつもこう言う。

 

「おまえは頑張らなければ価値がない。

おまえはちゃんとしなければ

受け入れてもらえない。

おまえは役に立たなければ愛されない。」

 

 

 

それを信じてしまうと

嫌われるのが怖くて

ひとりぼっちになってしまうのが怖くて

価値がないと思われるのが怖くて

いつも頑張ってしまう。

我慢してしまう。無理してしまう。

 

こうしなければならない、

こうするべきだ、と自分を縛って

操ろうとしてしまう。

 

エゴに従うと

自分は我慢や無理をしてしまう。

 

 

 

 

 

この状態では

自分の「快」「不快」を感じることは

難しくなる。

 

感じていたら、生きていけなくなる。

あまりにも辛すぎて。

 

 

 

 

 

でも、自分が無気力になっているのなら

もう生き方を変えなければならない。

 

無気力になっているのは

自分からの「助けて!」という

メッセージなのだから。

 

自分を助けてあげなければならない。

 

 

 

 

 

まず、自分の中に響くエゴの声を

「それって本当なの?本当の本当に?」

と、疑うところから。

 

自分の信じていることが

真実なのかを客観的に検証する必要がある。

 

もしかしたら

偽りを信じているかもしれないのだ。

 

 

 

 

そして、すべてを手放して

フラットに世界を見つめてみる。

 

世界は、何ひとつ

自分の思い通りになどならない。

事象は、ただ自分の前を通り過ぎていくだけ。

 

 

 

そんな世界にある自分の感覚、

「快」「不快」の感覚をただ感じてみる。

 

これは「快」だ、これは「不快」だ、

と感じてみる。

そのまま感じて、受け入れてみる。

 

この「感じる」という

感覚の世界にいることが

自分を蘇らせ、生きる力を与える。

 

 

 

自分が不快だと思うことはしない。

自分が快だと思うことを増やす。

それは、野生動物と同じ。

 

 

 

決して自分を責めないで。

 

 

 

 

 

毎日、「快」「不快」の感覚を

感じて味わっていると

感覚はより研ぎ澄まされて

自分の「不快」を

すぐに見分けられるようになる。

 

すると、もう自分に

我慢や無理をさせることはできなくなる。

 

それは、喜ばしいことで

自分を幸せにすることだ。

 

エゴが「我慢できなくてどうする!」と

怒るかもしれないけど

微笑んでスルーしていればいい。

 

「私は我慢はしない。快適に生きる。

幸せになると決めたの。それで大丈夫だよ。」

と伝えてあげればいい。

 

 

 

 

毎日の生活の中に自分の「快」が増えてくると

心は弾み、エネルギーも湧いてくる。

もう無気力な自分ではない。

 

生きることが楽しくてワクワクしてくる。

 

 

 

だから、自分の「快」を集める。

 

それは、自分だけがしてあげられる

自分だけへの贈り物だ。

 

「快」は自分だけにしかわからない、

自分だけのものだから。

 

 

 

「快」をたくさん集めたら、その時

自分はイキイキと笑っているだろう。

もうエネルギーの枯渇した自分ではない。

 

 

 

f:id:miiko-3:20220127184707j:image