心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

今こうして生きていることを褒めたい

 

 

 

人は、日常的に責められ続けていると

無気力になるそうです。

 

イライラの強い母親を持った子は

強烈に失敗を恐れます。

そして、いつも緊張している。

 

母親がいつもイライラしていると

子どもは自分が否定されたと感じます。

自分を無価値だと感じます。

 

不安と恐怖の中で育つと

何をしていても楽しいと感じない。

そして、不安は人からやる気を奪う。

 

 

 

これらのこと、よくわかります。

 

私も、無気力で、失敗を恐れ

いつも緊張していて、自己否定して

無価値を感じていました。

 

私は、無気力で

灰色の人生を送っていました。

 

 

 

そんなふうに

私は、以前、元気を失っていましたが

それは、いつも自分を否定して責めて

我慢や無理を重ねていたからです。

 

自分を否定して責めるのも

無理して頑張りすぎるのも

いつも責められ続けていた

子どもの頃の環境によるものです。

 

 

 

 

私はよく、なぜ自分は何もできないのかと

責めたくなる気持ちが

湧いてきていたのですが、ある時ふと

「でも、私の経験は私にしかわからない」

と思いました。

 

私の経験が、どれだけ元気を奪い

私を生きづらくしているか。

 

安全感、安心感、信頼感、自信、自尊心

自己肯定感などの

人間としての土壌となるものがないことが

どれほどその人の人生を

辛いものにしてしまうか。

 

 

 

そう考えると、私は自分に対して

「今こうして生きていることを褒めたい」

と思いました。

 

人間としての根っこが貧弱で

あっちにグラグラこっちにグラグラして

不安でうずくまっているけれども

今、生きている。

 

犯罪も犯さず、自殺もせず

今、生きている。

 

 

 

今、生きているというだけで

もう充分頑張っていると思いました。

 

「本当に今までよく頑張ってきたね」

と言いたいです。

 

 

 

 

私は、もうこれ以上

自分の人生を破壊しないと決めました。

 

自分を大切にして、自分を褒める。

自分を責めそうになったら自分をかばう。

無理をさせそうになったら自分を労わる。

 

自分を緩め、リラックスして

楽しみや喜びをたくさん感じよう。

 

 

 

自分に喜びをあげる。

足りなかったものを自分で埋める。

 

それが

自分を愛することだと思いました。

 

 

 

今、こうして生きていることを褒めたい。

 

 

 

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