心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

自分のままで

私はずっと人の欲望を満たすために生きてきて

ある時、それはおかしなことだと気づいて

自分の欲望のために生きようと思いました。

 

でも、いざ自分のために生きると思うと

怖くなりました。

今まで人の役に立つことで

やっと自分の居場所を確保していたのに

自分のために生きたら

人の役に立てなくなってしまう。

「人の役に立つ人」という役割を

手放すことになる。

それは本当に怖くて

到底できないと思いました。

 

その時の私は「自分のために生きること」と

「人の役に立つこと」は

両立できないと思っていたからです。

 

でも、真実としては両立できるのです。

人は本当は、自分自身のままでいることが

全員に許されています。

欠点も何もかも

個性丸出しの自分のままでいていいのです。

 

野の植物のように、他人を羨んだり

他人になろうとしたりしないで

ただ自分自身であるという状態。

みんながそうだと、自然界のように

調和が取れるようになっています。

 

「何もしないただの私でいていいのだろうか」

となかなか自分を承認できなかった私に

今かける言葉は「いいんです!」。

 

 

ある日、何気なくテレビをつけたら

ドラマをやっていたらしく

あるセリフが私の耳に飛び込んできました。

 

「おばさんはみんなの面倒見ようと

なんてしなくていいんだよ。

おばさんは元気で生き生きしてるだけで

みんなの支えになってるんだからさ」

 

私はこれを聞いて

「本当にそうだなぁ」と思いました。

 

その人がその人らしく楽しく過ごしていれば

その楽しさは周りの人にも伝わって

周りの人もいい気分にすることができるのです。

 

(人が楽しんでいることを面白く思わずに

足を引っ張ってくる人は

支配、操作してくる人間なので

「迷わず逃げろ!」です)

 

役に立たなきゃ、良い人間にならなきゃ

なんて思わなくていいのです。

役に立たなきゃと思わなくても

自分のままでいるだけで、充分

周りの人達に影響を与えているのですから。

 

だから「役に立つ人」という役割は

怖がらないで手放して大丈夫。

自分のために生きることが

人のためでもあるのですね。

 

 

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自分のままでいることの

大切さがわかる本の一節がありましたので

ここに書いておきます。

 

『もし自分を人と同じようにしようと

無理をすれば、神経症、精神病、

パラノイヤ(偏執病)を引き起こす』

 

「ベロニカは死ぬことにした」

パウロ・コエーリョ

 

無理は禁物。

自分に無理はさせないように♡

 

 

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