心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

カウンセラーも人間

今日はカウンセラーについて書きます。

 

 

私は、カウンセラーと名乗る人を

たくさん知っている方だと思います。

 

 

 

まず、子どもに発達障害があったり

不登校になったりしていたので

その関係のカウンセラー。

 

スクールカウンセラー(2人)

教育センターの心理士

子どもの家庭教師

発達障害児不登校児専門の

家庭教師で臨床心理士

など。

 

それから、私自身の心について話す

私の心理カウンセラー。

 

また、私自身がカウンセリングについて学んで

心理カウンセラーの資格を取得したのですが

その時の仲間や先生。

 

こんな感じです。

 

 

 

 

 

自分が実際、話を聴いてもらう側になって

いろいろな人にカウンセリングをしてもらって

つくづく思ったことがあります。

 

 

それは、みんなそれぞれ違う!ってこと。

 

 

カウンセラーも人間だから

当たり前のことなのですが

本当に人それぞれ違います。

 

カウンセラー自身が、それぞれ

違う育ち方をして

過去に経験したこと、感じたことがあり

未消化の感情などを持っているので

おのずとものごとの捉え方も

その人のオリジナルになります。

 

 

 

普通カウンセラーは、カウンセリング時は

「自分の考え方や感じ方を脇に置く」

という練習をします。

 

自分の考え方で

クライエントを捉えるのではなく

自分の考え方はとりあえず置いておいて

クライエントの身になって

クライエントの体験を経験してみるのです。

 

だから、自分の考え方を押し付けてくるような

カウンセラーはさすがにいません。

 

 

 

でも、そうは言っても

カウンセラーもやっぱり人間。

自分でも自覚できないくらいの

自分の癖というのは出ます。

 

それが、私の言う

「みんなそれぞれ違う!」なのです。

 

 

 

 

 

 

それぞれのカウンセリング後

私が感じたことをまとめてみます。

 

 

 

話をただただ聴いてくれるけれど

それに対して何の返しもないので

毒にも薬にもならないカウンセラー。

「これ何の意味があるの?」という

無意味感で通うモチベーションが下がる。

 

 

困っていることに対して的確な答えをくれて

安心、納得を感じられるカウンセラー。

教育現場で多く、心理教育をしてくれる。

 

 

心理教育をしてくれながらも

こちらの心に寄り添い、質の良い質問で

自分の在り方や問題などに

気づかせてくれるカウンセラー。

この人は味方だと安心感をくれる。

 

 

口数少なく、決して答えは教えてくれず

自分で話す、考えることから

逃げられないカウンセラー。

カウンセリング中は苦しいけれど

自分が成長できる。

 

 

などなど、こんな感じで

私が受けた印象はさまざまです。

 

 

 

 

 

 

そんな中でも忘れられないのが

子どもの中学時代のスクールカウンセラー

 

このカウンセラーのカウンセリングを受けると

私はなぜだかいつも

落ち込んだ気分になりました。

 

なぜだろう?とよく思いおこしてみると

そのカウンセラーは、私の子どもを

「矯正する、直す、変える」ことをしようと

私への心理教育に熱心でした。

 

 

 

そのカウンセラーは、実は

学校の先生の味方だったのです。

 

だから、先生の利益になるように

私の子どもに問題を起こさせないという

スタンスだったのだと思います。

 

始め私は、カウンセラーは私と子どもの

味方だと思い込んでいました。

 

でも、子どもの行いについて

不快そうな表情をしたり(ほんの一瞬)

先生の肩を持つ発言をしたりしたので

だんだん私は悲しい気持ちになっていき

「この人、私たちの味方じゃない!

先生の味方だ!先生のために

このカウンセリングをしているんだ!」

とわかりました。

 

 

 

 

 

カウンセリングが上手くいったかどうか

その答えはクライエントが知っている

と言われています。

 

つまり、そのカウンセリングで

クライエントが何を感じたか?

がすべてなのです。

 

それによると、クライエントである私が

落ち込んだり、悲しくなったりする

カウンセリングは失敗です。

 

カウンセラーは

クライエントの味方であるのが基本。

味方じゃない人に自分の心の話など

するわけないからです。

 

当然私も「この人味方じゃない!」と

思ってからは一度も

スクールカウンセリングには

行きませんでした。

 

 

 

 

 

 

どんなに立派な資格を持っていても

どんなに訓練を受けていても

その人が本当にクライエントの味方になって

クライエントの成長や問題解決に

貢献できるかは、その人の人格の部分に

左右されるのだと思いました。

 

 

 

 

また、カウンセラーが

アダルトチルドレンで回復していない場合

深層心理ではクライエントの成長を

望んでおらず、いつまでも自分を必要として

頼ってほしいと、クライエントの足を

引っ張ってしまうこともあります。

 

(人から必要とされることを必要としている

アダルトチルドレンは、人を支援する職業に

多く就いています。カウンセラーにも

多いと言われています)

 

 

 

また、クライエントに早く変わることを望み

急かしたり、問題点をあげ連ねたりして

クライエントの自信を奪い、元気を奪う

カウンセラーもいます。

 

 

 

 

これらのことから

カウンセラーはみんな「良い人」

とは限らないということが言えます。

 

下手すると、成長を妨げられ、元気を奪われ

傷つけられる可能性もあります。

 

 

 

 

 

だから、カウンセリングを受けた後の

自分の気持ちに注目です。

 

自分に合ったカウンセリングは

すっきりする、心が軽くなる

安心する、気づきがある、元気が出る、など

いい気分になります。

 

 

 

反対に、落ち込む、自信がなくなる

自分が悪い気がする、安心できない、など

元気がなくなるようなら

本当に自分に合ってるか

もう一度よく考えてみる必要があります。

 

 

 

カウンセラーはプロなんだから

私に不利になることをするはずがない、と

思い込まないで

自分の感じ方、自分の心を信じましょう。

 

自分の心の元気がなくなるなら

それが答えです。

 

 

 

カウンセラーも人間です。

いろんな人がいるのです。

 

 

 

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