心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

傷ついた自己愛を育てる

 

 

自分の人生はなぜこんなに苦しいのか。

 

生きていくことがとても怖くて

辛くて、しんどくて、疲れた。

すごく疲れた。もうやめたい。

 

がんばっても、変えられない。

そんなふうに

悲しく絶望的な気分になったことがあります。

 

 

 

私は、世界を怖れて、寂しくて、心細くて

誰かにしがみつきたくて

とても辛かったのです。

 

私は、不安と恐怖と心細さと

ずっと戦っていました。

 

私の中の満たされない小さな子どもが現れて

私を苦しめていました。

 

 

 

 

 

そんな時に自分の「自己愛の傷つき」

という新たな気づきを得ました。

 

 

 

 

 

自己愛とは、子どもの心の発達段階のことで

世話されたい、愛されたい

わかってもらいたい、という気持ち。

 

このあと、親から(主に母親)

愛され、褒められ、認められることで

「自分はこのままでいい」

「自分の存在が大切」という自尊心を育てて

成熟した自己愛を持つようになります。

 

でも、子どもの頃に

親からの賞賛、承認が得られなかった子は

自己愛が発達せずに

自尊心の育ちがうまくいきません。

 

すると、子どもの頃の自己愛を持ったまま

大人になってしまいます。

 

世話されたい、愛されたい

わかってもらいたい、という気持ちのまま。

 

 

 

いい大人になっても

特別な存在でいたい、賞賛が欲しい

評価が欲しい、愛されたい、失敗が怖い

批判されるのが何より怖い、と

その欲望に振り回されている人がいますが

その人は、自己愛が傷ついているのです。

 

 

 

 

 

私もそんなひとりでした。

 

私は、自分のあまりの苦しさに

傷ついた自己愛を自分で育てて

自尊心を回復させてあげようと思いました。

自分を助けようと思いました。

 

 

 

自己愛は、人から支援を受けることで

育てることもできますが

自分自身で育てることもできます。

 

 

 

それは、幼い頃に本当は親から貰うもの

「愛され、褒められ、認められる」

ということを

自分で自分にあげることでできます。

 

一言で言うと、自分を大切にして

自分を愛することです。

 

 

 

自分に対して優しさや思いやりを持つ。

疲れていたら休ませてあげる。

願い、希望は叶えてあげる。

失敗しても何しても絶対に味方でいる。

褒めて、認めて、肯定してあげる。

いつも励まして、肯定的な言葉がけをする。

自分を攻撃するような人から守る。

(否定的な人は自分の人生から追い出す)

 

などなど。

 

 

 

「こんなお母さんだったら良かったのに」

と思うような

いつでも自分の味方でいてくれて

自分を認めてくれる優しいお母さんを

イメージして、それを自分が自分に

やってあげる感じです。

 

 

 

そもそも自尊心が育ってないので

そんなことできないと

ハードル高く感じるかもしれません。

 

もちろん、できない時もあります。

でも、諦めないで根気よく

「自分を大切にする。自分を愛する。」

ということを心がけ、続けていると

必ず自分の心の何かが変わってきます。

 

数日で…というわけにはいかず

数ヶ月、数年単位ではかかるかもしれません。

けれど、やっていれば必ず変化します。

 

 

 

 

 

私も、「がんばっても変えられない」と絶望し

「本当に私を助けられるかな…?」と

自信がなくなる時もありました。

 

それでも、私はその絶望感に

「怖いね。しんどいね。」と寄り添って

「あなたを愛してる。あなたを愛してる。」と

自分に声をかけ続けました。

 

 

 

今、私はあの時のような孤独感、恐怖感

焦燥感などに襲われることはなくなりました。

自分を大切にしようという気持ちは

日に日に増していっています。

ささやかなことをとても幸せだと

感じられます。

 

私は自分を助けられたのだと思いました。

 

 

 

 

 

 

自分に優しくして、自己愛を育て

成熟した自己愛を持つようになると

「自分は自分らしくあっていいのだ」と

思えるようになります。

 

自分のあるがままを肯定することができます。

 

すると、自分の気持ちに素直になれます。

好きなものは好き、嫌いなものは嫌い

やりたいことはやる

やりたくないことはやらない

という感じに。

 

これがどんなに心地いいことか!

どんなに楽でくつろげるか!

 

 

 

人の目を気にしたり

愛されよう、認められようとしたり

自分の価値を上げようと役に立とうとしたり

自分の足りないものを埋めようと頑張らないで

ありのままの自分でいられる。

 

自分自身でいられるのは

本当に楽しく、幸せなことです。

 

 

 

ありのままの自分でいられるために

必要になるのが成熟した自己愛なのです。

 

だから、自分が幸せになるためにやることは

勉強や仕事を頑張ることでも

人の役に立つことでも

お金を稼ぐことでもなく

自分を愛することなのです。

 

 

 

自分は足りないものがいっぱいあっても

何ひとつ変える必要はありません。

そのままでいいのです。

 

唯一、変えるところは

自分を愛するということです。

 

 

 

 

自分を愛すると

世界はガラリと変わるでしょう。

 

 

 

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七星さんへ(id:NanaseM

 

はじめまして(^^)

時間をかけて読んでくださっているなんて

温かいお言葉、本当に嬉しいです♪

ありがとうございます♡

 

七星さんはカウンセラーさんなのですね。

大変なお仕事だと思いますが

がんばってくださいね♡

 

コメントありがとうございました!