心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

夜のさんぽ

 

 

 

最近、夜のさんぽが気に入っている。

 

 

 

家の周りの住宅街

いつも歩いているいつもの街を歩く。

 

いつもの街なのだけど

夜は、昼間と全く違う顔をしている。

全くの別ものだ。

 

 

 

昼間と違うひっそりと落ち着いた空気。

人のガチャガチャした空気がなくなり

不要物が静かに沈澱して

空気は澄んで、落ち着いて

しっとりしている。

 

静寂なようだけど

意外にもそうではない。

 

心地いい夏の夜の風が吹いて

虫の音が聞こえてきて

小さな生き物が

たくさん生きてることがわかる。

 

 

 

 

私は、夜の匂いが好きだ。

 

緑の匂い、小さな川の匂い。

昼間はしないのに

なぜか夜になるとする。

 

澄んだ街の匂い。

透明度の高い匂い。

 

人がいないからなのか。

それとも、人がいなくなると

起き出す自然のせいなのか。

 

 

 

人がいなくなると際立つ自然。

活気付く自然。

夜になると違う世界が開けていく。

 

その夜の世界は

静寂で透明だけど活気がある。

矛盾するけど、自然が生きている。

 

 

 

そんなことを感じながら

味わいながら歩くと

ワクワクしてしまう。

 

 

 

人がいなくなって

乱れた空気が徐々に整っていくような夜の街。

 

昼間はそんなことないのに

突然猫が足にまとわりつく不思議な夜の街。

 

会社帰りのおじさんの鼻歌率の高い夜の街。

 

 

 

夏の夜の風は心地いいの極地だし

夜の匂いはいい匂い。

スーッと吸うと気持ちいい。

 

夜のさんぽは私の楽しみです。

 

 

 

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