心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

自分が自分であることを受け入れる

 

 

 

私は、職場で今までそうだったように

仕事ができる人、役に立つ人でありたかった。

 

学生時代のバイト先でも、正社員時代でも

私は目の前の仕事を一生懸命やって

使い勝手のいい人になっていた。

 

だから、今の職場でも

役に立つ人でいたかったのだ。

 

 

 

ひんしゅくを買う人、戦力にならない人

当てにならない人にはなりたくなかった。

 

そこにはすごい抵抗があって

ああはなりたくないと思っていた。

 

 

 

でも、今の自分の現実は

私はひんしゅくを買う人であり

戦力にならない人だ。

 

一番なりたくないと思っていた人に

私は今、なっている。

 

 

 

私は、この現実を噛み締める。

そして、受け入れる。

 

私は、体調が安定せず仕事を休みがち。

職場に迷惑をかけ、戦力にならない人だ。

 

それが事実なのだから仕方ない。

私はそういう人間なのだ。

それが今の私なのだ。

 

 

 

私は、今の自分を受け入れ

役に立つ人であろうとすることを

手放すことにした。

 

役に立つ人であろうとしない。

あるがままの自分を受け入れる。

起きる現実を受け入れる。

 

 

 

 

ここまで今起こっていることを受け入れ

もうどうなろうと仕方ないと開き直ったら

私の現実は好転し始めた。

 

上司は理解してくれ

私は無理をしなくてよくなった。

 

 

 

 

 

実は、この上司の奥さんと私は

いつもシンクロしている。

 

今回の体調不良も奥さんと同時期で

上司は私に理解を示してくれたのだけれど

私が採用される時もそうだったのだ。

 

 

 

私は、資格も経験もなく

ブランク24年の専業主婦だったのに

今の職場にサクッと採用された。

それは、私にしてみればあり得ないことで

奇跡が起きたとしか思えないことだった。

 

それまで何年も就活をしていて

年齢を伝えただけで書類すら見てもらえず

門前払いなんてことはざらだったのだ。

 

私にしてみれば、面接をしてもらえるだけでも

ありがたかった。

それが採用だなんて

「嘘でしょ⁉︎」と信じられなかった。

 

 

 

後から聞いた話では

私が面接をしたちょうどその頃

上司の奥さんも子育てを終え

長いブランクを経て

再就職を果たしたところだった。

 

奥さんは若い頃は優秀な方だったようで

今は銀行に再就職したそうだ。

 

奥さんという人を間近で見ていた上司は

年齢や資格など

その人を取り巻く周りの情報よりも

その人そのものを見ているのだと思う。

 

だから私は年齢で弾かれなかった。

そしてブランクも重視しないでくれた。

 

普通の採用担当者なら私のことは採用しない。

それまでずっとそうだったように。

 

でも、上司の奥さんの話を聞いた時

「だから決めつけないで

ちゃんと私の話を聞いてくれたんだ」と

合点がいった。

 

 

 

この採用の時も

今回の体調不良の時も

いつも上司の奥さんが私と同じ立場で

私を助けてくれる。

 

いつもシンクロして

サポートしてくれるのだ。

 

 

 

このサポートは

上司が良い人だったということもあるけれど

私は、もっと大きな流れの中での

サポートだと感じている。

 

宇宙とか、世界とか、神様のような。

 

 

 

こういうサポートが入る時や

ものごとが良い方向に流れる時には

共通点がある。

 

それは、自分が

自分であることを受け入れている時。

自分のままでいることを許している時だ。

 

どんなに情けない自分でも

受け入れがたく許せない自分でも

それでも、「それが自分」と認めること。

 

エゴが理想の自分と違う自分を許さない!と

叫んで、理想の自分になろうともがくけれど

その思いは手放す。

 

そこにしがみついている間は

自分は苦しみから逃れられない。

 

 

 

怖いけれど、ものすごく抵抗があるけれど

情けなく、弱く、いけてない自分を

心の底から受け入れた時

奇跡のようなことが起こる。

 

 

 

自分が自分であることを受け入れるとは

自分を愛することだ。

 

自分を本当に愛せた時に

その優しさが目の前の世界に反映される。

 

自分に優しくしたら

周りの人も自分に優しくしてくれる。

 

 

 

 

 

本当に、自分が自分をどう扱っているか

それだけなのだと思う。

 

日常生活の中で

つい忘れがちなこのことを忘れずに

自分を大切にしていきたいと思った。

 

 

 

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