心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

頑固にならずゆる〜くゆる〜く

 

 

 

私は漢方薬を飲んでいます。

その時の体調を見ながら

漢方医が薬を処方してくださいます。

 

もともと胃が弱いので胃を元気にする漢方

全体的にエネルギーが落ちているので

元気をつける漢方

冷えている時は温める漢方

不安が強い時は精神を落ち着ける漢方

頭痛、肩こりがある時は血行を促す漢方

などなど、問診、触診、舌診、望診などで

その時の体の状態を診て

合っているものを処方されます。

 

 

 

 

その漢方の先生はおじいちゃん先生なのですが

とてもおおらかで優しく

たまに茶目っ気があって面白く

私は大好きです。

 

その先生と接しているだけで

なんだかホッとします。

 

その先生のお話がまたステキで

私を和ませてくれるのです。

 

 

 

 

 

私は、自分の体に合わないものは

なるべく食べないようにしているのですが

(白米、小麦粉、豆類、乳製品、白砂糖

豚肉、牛肉、カフェイン、他いろいろ)

先生は

「あなたはいい加減なタイプではないから」

と心配してくださいます。

 

どういうことかと言うと

よく玄米菜食やマクロビなどに凝りすぎて

栄養が偏り、病人のようになって

先生のところに来る人が多いのだそうです。

 

真面目な人がそうなりやすく

ほどほどにできなくてやりすぎてしまうのです。

 

私も、先生曰くいい加減なタイプではないから

凝りすぎて不健康にならないかと

心配しているようなのです。

 

 

 

 

先生は、私に「僕は大阪人の

ぼちぼちでんなという言葉が好きだ。

ぼちぼちは、ほどほどという幅がある。

マクロビなどに偏って頑固になって

病人のようになるより、たまには

体に悪いものも食べて、やんちゃして

食べすぎちゃったな、と思って戻す

というようなおおらかさがあった方が健康的。

 

どうすれば体調が良くなるかはもうわかった。

(体に合うものを食べること)

その方法をもう知っているのだから

いつでも戻せる。

だから、もう少し幅を広げても大丈夫。

玄米は脳を変えて、思考を変えて

人を頑固にするみたいだ。

だから、白米を食べてもいいし

肉、魚などのタンパク質も取った方がいい。」

と話してくださいました。

 

 

 

 

先生のお話は、いつも温かく

穏やかで中庸で心地いいです。

 

私は、基本真面目で

「こうでなければならない」が強くて

それで自分自身を縛りつけて

自分で苦しんでいることが多いです。

 

これも厳しい親の影響なのですが

大人になっても自分を甘やかすことが苦手で

心の中にはいつも厳しい親が

住み着いているのでした。

 

そのギチギチガチガチの私の心を

ふわっと緩めてくれるのが先生です。

 

先生はいつも「ゆるめてゆるめて」

「ふわっとして」「のんびりして」

と言います。

 

 

 

だから私が

「ジャンクフード食べちゃいました」

と言っても「体に悪いですよ」とは言わず

「ヤンチャしたね。いいよいいよ。」

と笑ってくれます。

 

 

 

私は

心の中に厳しい親を住まわせるのではなく

「いいよいいよ」と優しく許してくれる

先生のような存在を住まわせればいいのだ

と思いました。

 

そうして、ゆる〜くゆる〜く

生きていけたら楽だなぁと思いました。

 

 

 

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