心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

自信を持ちたかったら自分のことは自分で決める

「自分のことは自分で決める」

シンプルでわかりやすいことです。

 

でも、アダルトチルドレン

これがなかなかできないという人が多いです。

 

 

 

 

自分の進路、就職先、結婚などを

親が決めるというのは、わかりやすく

自分のことを自分で決めていません。

 

でも、そうではなく

自分で決めていると思っていても

実は自分で決めていない

ということもよくあることです。

 

例えば、親の意向に従う、夫の許可が必要

人の勧めやアドバイスを取り入れる

人の好みを先回りして優先する、など。

 

「はっきりと誰かに命令されたわけではなく

自分でこうした方がいいかなと思うから

そうした」という感じだと

自分でそれを選んだと思うかもしれません。

 

中には、本当に自分の意志と

人のアドバイスが一致している場合もあり

その場合は問題ありません。

 

でも、自分の本当の気持ちよりも

他者の意向の方が大きく自分に影響して

それを優先し従ったというのなら

それは自分で決めたとは言いがたいのです。

 

「自分で選ばない」ということを

自分で決めたとは言えますが

自分の本当の気持ちから自分のために決めた

とは言えません。

 

 

 

 

「自分のことは自分で決める」とは

自分の本当の気持ちとつながって

自分のために選ぶことです。

 

これがしたい、これが好き

これを自分に与えたい、と自分が思うこと。

そこに他者の気持ちは入りません。

そのくらいきっぱりとしているものです。

 

 

 

 

自分のことを自分で決められず

他者に決めてもらっていると

自分は弱い存在で無力だ

と感じるようになります。

 

本来持っている力は奪われて

自信も持てません。

だから、外の世界が怖いと感じます。

 

自分自身を他者に明け渡してしまうと

自分の力は奪われてしまうのです。

 

だから、自分の尊厳は自分で守り

大切な自分のことは自分で決めます。

 

 

 

 

慣れないうちは

日常のことを丁寧に選んでみるといいですね。

 

何を食べるか、何を着るか

この時間をどう使うか、など。

 

いつも自分で選んでいるようでも

意識してみると、意外とそうではなく

安いからとか、いつもそうだからとか

惰性で選んでいる場合も多いです。

 

いつもそれを選んでいても

「本当にそうしたいの?」

「本当にそれがいいの?」と自分に問うと

違う答えが返ってくるかもしれません。

 

そうして丁寧にひとつひとつ

自分と向き合うことで

本当の意味で、自分のことを

自分で決められるようになるのだと思います。

 

そして、何を大切にするか

どう生きるか、という人生のことまで

自分で決められたらいいですね。

 

 

 

自分のことを自分で決められた時

そんな自分が誇らしく

失われた自信も回復してきます。

 

心は満たされていき

生きるエネルギーが湧いてきます。

 

 

 

自分に自信を持ちたければ

自分のことは自分で決めましょう。

 

それはまた「人のことはその人が決める」

ということでもあります。

 

そうして、お互いが自分の責任を負い

お互いが自立しているのが

健全な関係と言えるのです。

 

 

 

「決める」とはその人の力なのです。

 

 

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