心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

自分の心に従う

私はアダルトチルドレン

毒親である母に支配されて育ちました。

 

 

 

 

私のことはすべて母が決めました。

食べるもの、着るもの、習い事、進路

友達、時間、今何をすべきか、など

すべて母によって管理されていました。

 

自分の気持ち、自分の好き嫌い

自分の考え、自分の意思

自分の判断、自分の選択、などは

持っていても意味のないものでした。

 

そんなものはどうせ尊重されないからです。

 

始めから聞かれないか

例え訴えたとしても却下されるか

どちらかでした。

 

たぶんですが、子どもの私は無気力になり

自分で考えることをしなくなった気がします。

 

 

 

 

 

母の元で、私はお人形のように育ちました。

 

私のことは母が決める。

私は母の言う通りにしていればいい。

何も心を働かせずに空っぽのまま

無気力に、ただ生きていればいい。

そんな感じだったと思います。

 

 

 

 

 

 

私はそのまま大人になりました。

いい歳をした大人になっても、まだ

私は、自分の大事なことを自分で決める

ということが苦手でした。

 

でも、自分では

自分で決めてるつもりになっていたのです。

 

どういうことかというと

私は、何かに迷った時

自分の外側に答えを求めていたのです。

 

先生の言うこと、先輩の言うこと

有名な人がテレビで言っていたこと

有名な人の本に書いてあったこと

ドクターやカウンセラーなどのアドバイス

人生経験豊富な人の確信めいた言葉

など、外側のものを自分に取り入れて

これを信じようと思うものを信じていました。

 

自分で選んでいるのだから自分で決めている

そう思っていたのです。

 

でも、「これを信じよう」と思う時

自分の気持ちには注目していません。

自分ではなく、他の誰かを信じているので

自分では決めていないのです。

 

自分のことを誰かに丸投げしてる感じです。

「○○さんがこう言ったから」みたいに。

 

 

 

 

 

私は、自分の気持ちというものを

信じていませんでした。

自分の感じ方なんて間違ってるかもしれない

自分の気持ちなんて大したことない、と

軽く扱っていました。

 

私にとっては、自分の気持ちよりも

有名な人の言ったことの方が

正しいし、大切だったのです。

 

 

 

 

これは、とても危険な状態です。

こういう人は簡単に騙せるし

洗脳してコントロール、支配することも

簡単にできます。

 

親からずっと支配されていたのだから

こうなるのも当たり前なのですが…。

 

「自分の気持ちよりも人の言うことに従う」

これが染み付いているのです。

 

 

 

 

 

 

でも、自分を生きようと決心して

自分の気持ちを大切にし始めると

だんだん他の人の言うことに

違和感を感じることが増えてきました。

 

有名な人が言うことであっても

自分より偉い人が言うことであっても

それが「自分にとっての正解か?」は

必ずしも一致しない

ということに気づきました。

 

私にとっての正解は

私にしかわからないことでした。

 

今、自分が進むべき方向

今、自分が選ぶべきもの

今、自分がすべきこと

今の自分の気持ち、好き嫌い、などは

自分にしかわからないのです。

 

 

 

 

例えば、経験豊富なすごい人に

「こうした方がいいですよ」と言われても

自分の心が違和感を感じるなら

それはSTOPなのです。

 

自分の心が「こうしたい!」と踊るのなら

それはGoなのです。

 

従うのは、人の言うことではなく

自分の心です。

 

どんな人も、私のしたい経験や

私の望み、私に合ってるもの

私の好きなものは、私以上には知りません。

 

 

 

 

だから、自分の心が一番正しいのです。

自分の感じたことが本当で

自分の内側のものが本当です。

 

 

 

 

 

 

私は、どんなに素晴らしい人の言うことでも

その言葉より

自分の心に従うことにしました。

 

自分を幸せに導くのは

他の誰かではなく

自分自身の心なのです。

 

 

 

今では、自分の心の

「違和感」を信頼しています。

これは本当に間違えないし

自分を守り

幸せへと導く機能だと思っています。

 

「違和感を感じたらSTOP」ですよ♪

 

 

 

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