心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

繊細であることのメリット

 

 

この記事をすべてのHSPの方に捧げます。

 

 

 * 〜 * 〜 *

 

 

アダルトチルドレンのように

親との愛着に障害があることが

HSP(繊細すぎる人)になる

原因となることがあります。

 

私もHSPで、生きづらさがあります。

 

 

 

 

 

そんな私のことを人が「わかってくれない」と

感情が波立つこともありますが

そう感じるのは、実は、自分が自分のことを

わかっていないし、受け入れてないし

肯定していないからです。

 

 

 

人が「わかってるよ」と言いながら

本当の意味ではわかってなくて

本音では否定していて、傷つけられるように

 

自分も自分のことをわかっているつもりでも

本当の意味ではわかってなくて

心の底では否定していて

それが伝わってきて悲しいのです。

 

 

 

私は「自分はこうなんだ」と

納得しようとしていても、本音では

「こんな自分嫌だ。私だって元気になりたい。

変われるものなら違う人に変わりたい」

と思っていました。

 

 

 

私は、自分の繊細さが嫌いでした。

 

「繊細だから辛い思いをする。

繊細だから体調も悪くなる。

繊細だから心もしんどい。

繊細だから世の中が怖い。

繊細だから私は不幸だ。

私の生きづらさの元凶は繊細だからだ」

と思ってました。

 

 

 

私は、自分の繊細さを嫌っていました。

 

それが自覚できると、私の中の

「繊細」が悲しんでいるのがわかりました。

 

「嫌わないでほしい。受け入れてほしい。

正しく理解して肯定してほしい」と

私に訴えていました。

 

「繊細」が、私に嫌われて

悲しんでいる気持ちが伝わってきて

胸が詰まりました。

 

 

 

 

 

 

「繊細」は、本当に悪いのでしょうか?

本当に私を不幸にして

苦しめる存在なのでしょうか?

 

「繊細」は、本当は

どんな存在なのでしょうか?

本当はどんな姿をしているのでしょうか?

 

 

 

「みんなと同じ」を目指している時は

繊細さは邪魔になりました。

 

では、「人と同じにできなくてもいい。

自分のペースで生きる」としたら

繊細さはどんな存在なのでしょうか?

 

自分が自分のままである時

繊細さは私を苦しめるでしょうか?

 

 

 

 

 

 

「過敏で傷つきやすい人たち

HSPの真実と克服への道」(著者 岡田尊司

という本の中に、過敏性に伴う

メリットについて書いてあったので

箇条書きで抜き出してみます。

 

 

・コミュニケーション能力が高い

・表現能力が高い

・感受性豊か

・思考、情緒的体験が豊か

・芸術的才能、文学的才能がある

・クリエイティブ能力が高い

・直感、インスピレーションが湧きやすい

 

 

こんな感じで

芸術家や文豪などに、HSPは多いようです。

過敏で繊細であるからこそ

生み出せるものがあるのですね。

 

 

 

 

 

私は、↑上の繊細さのメリットを鑑みて

自分のことを振り返ってみました。

 

 

 

以下、あげてみます。

 

人を思いやり、人と共に心地よくいられる。

人とコミュニケーションを取って

良好な関係を築き維持できる。

人を無闇に傷つけないでいられる。

動物や植物と仲良くなれる。

美しい自然を楽しめる。

豊かな感受性によって、いろんなことを感じ

いろんなことを考え、それを表現できる。

いろんな情報を受け取っている。

直感やメッセージを受け取れる。

自分の心の声を聴くことができる。

いろんなことに気づいて、本質を見抜き

それを人生に活かせる。

 

 

こんなところでしょうか。

 

 

 

これらは全部、自分の好きなところです。

私が、私として在るためにある

私のコアの部分です。

全部、「繊細だから」です。

 

繊細だから人と心地よくいられる。

繊細だから豊かさに気づける。

繊細だから様々なメッセージを受け取れる。

繊細だから世界を豊かに体験できる。

 

 

 

そういう受容体であるのがこの体です。

 

この感度のいい受容体である自分で

この美しい世界を感じ、味わって

楽しめることは神さまからのギフトです。

 

私の繊細さは

神さまからいただいたギフトだったのです。

 

 

 

「自分が欠点だと思っているところが

自分の魅力だ」という意味が

本当の意味でわかりました。

 

「この繊細さを、嫌うのではなく

よく理解して、この体が心地いいように過ごし

自分のありのままを表現していけばいいのだ」

と思いました。

 

 

 

 

自分は、ダメでも、情けないのでもなく

本当は豊かで素晴らしい存在なのだ。

それが自分なのだ。

 

私はみんなと同じにできないけれど

みんなとは違っているけれど

自分なりの暮らし方

自分なりの生き方でいいのだ。

それで充分素晴らしい。

 

人と違うからこそ素晴らしい。

自分は自分でしかない。

自分でいられれば、それで充分素晴らしい。

 

 

 

 

 

繊細さの魅力、良いところ

メリットに注目する。

すると、自分の本当の姿が見えてきます。

 

 

 

 

 

 

繊細さに限らず

自分の嫌っているところには

自分の魅力が詰まっているかもしれません。

 

それが「自分」という人間。

個性溢れる「自分」という

素晴らしい存在なのです。

 

 

 

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