心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

ものを作る人の気持ち

 

 

だいぶ前のことですが

テレビを見ていたら

あるラーメン屋さんが出ていました。

 

 

 

そのラーメン屋さんの話によると

ラーメン屋というのは

重いものを持ったりかなりの重労働で

腰痛、その他関節の痛みなど

体力的には相当キツイようです。

 

そのラーメン屋さんも腰痛が酷く

体はガタガタでもう限界だと言っていました。

 

ラーメン屋を長い期間続けるというのは

経営面だけでなく

体力的にも難しいことなのですね。

 

 

 

そんなラーメン屋さん、テレビの取材で

「なぜそんなにキツイのに

辞めないのですか?」と聞かれると

返ってきた言葉は

「おいしいラーメンを食べたお客さんの

笑顔が見たいから」でした。

 

そのラーメン屋さんは

「お客さんの笑顔」のために

働いているのでした。

 

 

 

 

 

 

それとはまた別の時、テレビで

新聞を作ってる人が出ていました。

 

新聞というのは、毎日早朝に届きます。

なので、それを作っている人は

記者さんも印刷屋さんも

昼夜問わず、不規則な時間に働いています。

 

テレビでは夜中の2時や3時に

走り回って忙しく働いている人を

取材していました。

 

現場は時間との闘いで、毎日忙しく

「今日もギリギリ間に合った!」

という緊張感です。

 

テレビの取材の人が

「こんな時間に毎日大変ですね」と言うと

新聞を作っている人は

「そうですねー。

でも、これを待ってる人がいるので。

待ってる人が喜んでくれるから作ってます」

と言いました。

 

 

 

 

 

 

また別の機会に

テレビで果物農家の方が出ていました。

(何の果物だったか忘れてしまいました)

 

その農家の方は

農法にこだわって、手間ひまをかけて

果物を愛して、大切に育てていました。

 

そして「食べた方が笑顔になれるように

これを届けたい」と言っていました。

 

 

 

 

 

 

私は、一連の

ものを作る人たちの言葉を聞いて

周りのものには愛が詰まっているのだ

と思いました。

 

ラーメンも、新聞も、果物も

周りのものは、全部愛でできているのです。

 

この世は、愛で構成されているのです。

私は「いいことを発見した!」

といい気分になりました。

 

 

 

 

 

 

よく、ものにも魂が宿っていると言われ

「ものを大切にしましょう」と言われます。

 

ものを大切にすると

その「もの」が自分を助けてくれる

という話はよく聞きます。

 

一流の職人さんやスポーツ選手などは

自分の使う道具をとても大切に扱います。

 

 

 

そういうものとの交流は

もちろんあるのだと思います。

でも、私は、ものは始めから

愛をくれているのだと思いました。

 

「大切にすると助けてくれる」んじゃなくて

大切にしても、しなくても

始めから私たちを愛してくれている。

それに気づくか、気づかないか、だけ。

 

ずっと前から、ずっとある愛に気づくだけ。

 

 

 

そんな気がしました。

 

 

 

万物は、愛でできているのです。

 

 

 

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