先生、ありがとう。
看護師さん、ありがとう。
検査技師さん、ありがとう。
薬剤師さん、ありがとう。
事務員さん、ありがとう。
管理栄養士さん、ありがとう。
食事を運んでくれる人、ありがとう。
食器を下げてくれる人、ありがとう。
食器を洗ってくれる人、ありがとう。
お茶を淹れてくれる人、ありがとう。
毎日ゴミの回収をしてくれる人、ありがとう。
床の掃除をしてくれる人、ありがとう。
シーツ交換してくれる人、ありがとう。
その他、私からは見えないところで働く
縁の下の力持ちの人、ありがとう。
私の快適、安全、安心、健康、心地よさは
たくさんの人がそれぞれに自分の仕事を
全うすることで支えられています。
本当に極楽のようなところです。
毎朝、病室まで来て
ゴミ箱のゴミを回収していってくれる
若い男性がいます。
この方は、ゴミを回収しゴミ箱を戻す時
「ありがとうございました」と言います。
すると、ゴミを回収してもらった患者さんも
「ありがとうございます」と言います。
私がいる部屋は4人部屋なのですが
それぞれが「ありがとうございました」
「ありがとうございます」と
やり取りをするので、部屋の中は
8回「ありがとう」が繰り返されます。
それがとても心地よく
朝からいい気分になれるのです。
それは、大したことのない
ほんの些細な何気ないひと言。
でも、そのひと言がこんなに場の空気を変え
人の心を和ませるのかと
勉強させてもらっています。
何気ない思いやりのある言葉。
さりげない穏やかな笑顔。
そんなものが充分に人を救うのだと思いました。
今日も
のんびりゆるゆるとした一日が
終わっていきます。