心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

私の魂の望み

 

 

 

私は24年間、専業主婦だったのですが

去年から働き始めました。

 

 

 

専業主婦だった間、私は

ずっと心理系の勉強を続けていました。

 

心理カウンセラーや

家族相談士の資格を取ったりしていました。

 

そうして心理学やカウンセリングの勉強を

しているうちに、私自身がいつの間にか

どんどん癒されていっていました。

 

 

 

私は、自分がずっと苦しかったから

誰かのことを救いたかったのだと思います。

矛盾していますがそうだったのです。

 

誰かを救うと自分も救われる感覚になる。

誰かを救うと自分に価値が生まれる。

あるいは自分を救ったから、苦しい人を

救わずにはいられないのかもしれません。

 

どちらにしても

私は誰かを助けたいと思っていました。

 

それが、私のやりたいこと。

私の望み。

それが魂の望みなのだと思っていました。

 

 

 

 

 

だから、私はやりたいことを仕事にしました。

私は、就労支援の仕事に就きました。

(障害のある方の就労をお手伝いする仕事です)

 

福祉系の資格もキャリアもなく

ブランク24年、しかも54歳。

今の仕事に就けたのは奇跡です。

 

本当に嬉しくて

感謝でいっぱいになりました。

 

仕事は、始めはとても大変で

自分にできることがほとんどなくて

本当に落ち込みましたが

一年経った今は、なんとか成長して

頑張っています。

 

 

 

この仕事はやっぱり楽しくて

やりがいもありますし

自分に向いているなと思います。

 

自分の声かけや励ましやアドバイス

良いところを見つけてあげることなどで

利用者さんが笑顔になって

元気になるのを見るのは

私自身の心が満たされ、充実感があります。

 

人を応援する仕事っていいな

幸せだな、と思います。

 

 

 

それは間違いないのですが

この間、気づいたことがあります。

 

先日、企業見学に行った話を

ブログにも書きましたが、その時に

聴覚障害のある男の子とのエピソードを書きました。

 

私が会社の敷地内で迷ってウロウロしていたら

その男の子が場所を教えてくれて

助けてくれた話です。

 

その時に、私は心の底から幸せを感じて

こんな世界で生きたい

こんな世界だったらいいなと思ったのでした。

 

 

 

私は、なぜあんなに幸せを感じたのだろう?

と、不思議に思いました。

 

困っているところを助けてもらったから?

言葉がなくてもコミュニケーション取れたから?

 

それもあるかもしれないけれど

それが核心ではない。

 

 

 

 

 

私は気づきました。

 

私は今まで

誰かを助けたいと思っていたけれど

それは私の本当の望みではない。

 

私の本当の望みは

誰かを助けたいとか

何かをしてあげたいんじゃなくて

目の前の人を尊重して

笑顔で一緒にいたいだけなのです。

 

そこに優劣や上下はなくて

弱者強者もなくて、対等に

お互いに助け合う世界にいたいだけなのです。

 

自分が助けてあげるだけではダメで

助けてもらうだけでもダメです。

 

みんなが仲間で

みんなが補い合う世界です。

 

 

 

 

聴覚障害のある男の子に助けてもらった時は

まさにその世界だったのです。

 

だから幸せだった。

あの瞬間の幸せが

私の生きたい世界なのだと悟りました。

 

 

 

私は、愛の循環の中にいたいです。

 

愛をあげて、愛をもらう。

その循環の中にいたい。

それが、私の魂の望みです。

 

 

 

魂の望みを叶えてあげるために

まず、自分から愛を発していく。

 

それが、ありたい自分で

私の夢です。

 

自分の魂の本当の望みがわかって

とてもすっきりしました。

 

 

 

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