家の仏様の前に座っていたときに
あるイメージが浮かびました。
目の前に大きな山があります。
麓はキレイなお花畑。
お花畑にいるのは
とっても楽ちんで心地いい。
でも、私は山の頂上が気になっています。
どんなところだろう?
どんな景色が見られるんだろう?
登って見てこようかな?
でもここから見ると
山道は険しそう。
大変そうだな。
私は躊躇していました。
すると、陽気なガイドさん登場。
ガイドさんは屈託なく
「全然大丈夫!」と言います。
「誰でも登れるよ!」と。
そして
「この杖があれば大丈夫なんだよねー」
と杖を見せてくれました。
それは
「自分を信じる」という杖でした。
* 〜 * 〜 *
私は、お花畑にいるままで(このままで)
充分楽しくて心地いいのですが
心のどこかで
冒険したい、見たことのない景色を見たい
という欲望を抱いていたのです。
けれど、それにはお花畑を後にするという
勇気が必要でした。
目の前の山は、私には険しそうに見え
「登ってみたいけど、やっぱりやめようかな」
などと迷っていたのです。
現れた陽気なガイドさんは
本当に軽い人で「大丈夫大丈夫〜♪」と
どこにも力が入ってないかのようです。
「ものごとはそんなに深刻ではない。
重々しくはない。
ふわっと、軽やかにしていて
大丈夫なのだ」と教えてくれているようです。
そのガイドさんの様子を見ていると
本当に全然大したことない気がして
気持ちが緩んできました。
ガイドさんは
「怖がることない。全然大丈夫だよ。
自分を信じてさえいれば。」
と教えてくれたのです。
今までと違うことをするとき
新しいことを始めるとき
何かにチャレンジするとき
不安と恐怖が込み上げてきます。
そんなときは、このガイドさんの
「大丈夫大丈夫〜♪」を
思い出そうと思っています。
そして、色とりどりの経験を、冒険を
楽しもうと思います。